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はてなキーワード: 学振とは

2008-11-07

学振DC1に落ちてしまった情報系。

元々ダメダメなったのならいいけれど、受かっていた可能性があると悔しいものですね。

一年前に戻りたい。たった一年でいい。戻りたい。

卒論修士、と研究室を移った。うちはB410月から卒論を書き始める。おもしろい卒論がかけたと思った。

M1の半年は、卒論の続きをやっていた。卒論の内容をM1の夏に国際学会に提出、秋にaccept

後は、その内容を論文誌に出せば、間に合うはずだった。それなのに、11月まで論文誌を書かず、のらりくらりとしていた。

11月に今の指導教員に「早く出せ」といわれて、国際学会に出したものを編集しなおして、11月の下旬には、ほぼ完成していた。

そのとき、何を思ったか、卒論の時の先生に、

「僕も一応学生会員なんですけど、論文誌を単著で書いたらどうなるんでしょうか?」

というメールを送ってしまった。

M1で、論文誌というものがどういうものかよくわかっていなかった。文系の方ではみんな単著で出しているので、それと混同した。

当然、卒論先生からは「何を言っているんだ君は」という内容のメールが届く。申し訳なかった。とにかく、申し訳なかった。

卒論先生に逆らった。違う研究室に行ってしまったのに、その後も丁寧に論文に赤を入れて時間を取ってくださった先生に逆らった。恩を仇で返した。申し訳ない。

今から思うと、どうかしていたと思うが、実際に夜中の教室を首を吊る場所を探して彷徨った。この業界単著などありえない、という基本的なこともわかっていなかったのか、と恥ずかしくて、今でも周りの人に積極的に話す気にはならない。その後、卒論先生は、「あの論文はどうなったの?」とメールを送ってくださったのに、それでも自分は書けなかった。

今考えると、どう考えても過剰反応なんだけど・・・なんだったのかなぁ。

それから一年、最低限のことはやったと思うけど、本当に最低限だった。

M2の春に、いい加減諦めて、その出せなかった論文論文誌を出した。夏には通った。せめて去年の12月に出しておけば、採録まで十分間に合ったのに。論文誌一本と国際学会論文一本をM2の5月までに作れたはずなのに。国際学会論文一本になってしまった。

一年間、すねて仕事から逃げて遊んでしまった。今でも、業績は、卒論の内容の2本だけ。DC2は絶望的。

この一年取り戻したい。一年って、こんなに重かったのか。修論は何とかなりそうだが、M3やりたい。でも、今の研究室博士に受かってしまっているので、M3やりたいなんてとてもじゃないけど言い出せない。でも、やっぱり、どう考えても、諦めて気持ち切り替えて、素直に修論書いて博士進学するのが正しい選択肢なのだろうな。

2008-10-27

http://anond.hatelabo.jp/20081027185509

元増田

科学理系=JSPSとかの申請コード表とかを見れば、何が「理系」と分類されているかはわかるだろう

優秀=科研費取ってこれる/いい学会ジャーナルに通る/学会で賞もらえる/学振に通る

2008-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20081013203116

増田だけど、頑張れよ!幸運を祈る!

学振には縁遠い、しがないD1学生より。

http://anond.hatelabo.jp/20081013193654

まさか、こんな自嘲気味の日記に、トラックバックが付くとは思わなかった。

書き込んでみるものだなぁ。こちらこそ、ありがとう。少し、気が晴れた。

学振って言ってもいろいろあって、自分は、まだDC1

DC2とかPDとかは、時期が違うかもしれないのでご注意を。

あと2週間で学振の結果が返ってくる。

正直怖い。

が、M1の時の報いかも知れぬ。

2008-10-11

http://anond.hatelabo.jp/20081010220551

昔のことを思い出した。もう10年以上前の話だ。

大学院にいた頃に、学部生の女の子に恋をした。

同じ専攻の院生で、一番親しかった友人とその子を一緒に引っ張り回して

何回か遊んだ記憶がある。

友人はその直後に1年間の留学に旅立った。

その子たちと一緒に空港まで見送りに行ったな。

その後、その子に何度か食事などに誘った。

最初はついてきてくれていたのだが、そのうち、ついてこなくなった。

ちょっと悲しかったが、年上の友人に相談したら「そんなこともあるよ」と言われた。

あるとき、意を決して告白することにした。

花束を隠して大きな公園彼女を呼び出した。

「好きな人がいる」と言われた。

それは、友人だった。

帰り際に花束をゴミ箱に捨てた。

帰宅して、友人にメールを送った。

「君の勝ちだ」

あとで共通の友人から状況を聞いた。

彼女と友人は手紙やりとりしていた。

彼らが気持ちを確かめ合う手紙が往復し終わったのがその日だった。

なぜ自分たちのことを僕が知っているのか、彼は驚いていた。

国際電話で彼をなじった。

二晩続けて電話した記憶がある。

翌月、親が2万円も国際電話の代金がかかったと驚いていた。


一年して、友人が帰国した。

僕はもう大学院にはいなかった。

いろんなことがあったけど、彼との関係は続けたかった僕は、

行きつけの居酒屋で以前のように飲むことにした。

一通り飲んで食べた後、彼の手を見て、僕は凍り付いた。

左手の薬指に指輪がはまっていた。

一瞬にして僕は状況を理解した。

さっと酔いが消えた。

そのとき聞いた話では、友人は帰国後、すぐに彼女の家に挨拶に行き、

ほどなくして婚約を決めたそうだ。

ちゃんと付き合う前に結婚を決めるとは、いかにもヴェルテル好きらしい。

年上の友人は、「うまくいかない気がする」と言った。

しかし、彼女が学部を卒業すると同時に彼らは結婚した。

僕はその結末を予測していたし、年上の友人の予言は当たらないと確信していた。

なぜなら、友人の人間性を高く評価していたからだ。

彼女はそのまま大学院に進学し、

友人の専門領域とほぼ同じところをテーマに選んだ。

友人は、その後も非常勤講師学振で食べていたが、

北端の地に昨年やっと常勤の職を見つけた。

もうこれで安心だ。

彼女の方はまだ30代前半のはずだから、これから子供を作ればいい。


今でも、友人とは年賀状やりとりが続いている。

彼女のことはほとんど忘れたし、興味もない。

しかし、友人のことは未だに引っかかっている。

恨みはないが、決して「これしか方法はなかった」とは言われたくない。

業という言葉でなら片付けられるが、ほかは願い下げだ。

ああ、僕か。僕は今でも独りだ。

馬車馬のように働いて、さっさと死ぬのがいいと思っている。

2008-08-02

http://anond.hatelabo.jp/20080802104535

元増田です。

残念ながら、文系です。

分野を言ってしまうと心理学です。

一応、やってることは実験とかなので理系に近いは近いでしょうが。。。

D以降の研究職はアカポス以外はほぼないと言って間違いありません。

たまに、研究所はたまーーーに脳系であったりするくらいです。

一応、大学院は宮廷レベル最高峰の方だと思います。

なので、周りは非常に優秀な方が多いです。

(Dは全員、学振もち)

こういう人が研究者になるんだろう。という人ばかりなので

その人たちと自分を比較すると、全然自分はダメだと思います。

2008-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20080724133412

もちろんそう思うけどね。

そもそもそれを言っちゃうと、奨学金の名の学生ローンを(実質)国営でやってるとか、

国立大さえ学費・生活費がけっこうかかるとか、高学歴まで進むほどいろんな意味で糞詰まりとか、

・・・まぁいろいろ問題点はありそうだ。

せめて元増田との折衷案を挙げれば、学振なり学内奨学金なり(G)COE

もっと自由にお金を使わせてもらえるといいなと思うのだが。

そんな私は工学系D1

2008-07-14

今日わけがわからないことがあった

就職して稼いで税金をおさめるわけでもなく

主婦になって子供を生んで、働く夫を支えるわけでもなく

女なのに研究者なんか目指して

しかも役にも立たない文系分野で

28にもなって大学院生まだやってるなんて

生きてる価値あるの?

みたいなことを、すごくきつい口調で知人に言われた。

論文明けであんまり寝てなくて疲れてたから「さあ?」って答えてスルーしたけど

いったいあの知人は何を憎悪してそんなこと言ったんだろうか。

さっぱりわからない…。

いま私と同じ28歳で、高給取りの旦那と結婚して自分もある程度仕事も続けてて、

しかも子作り中だっていうんだから、それで十分じゃん、って思うんだけど…

彼氏もおらず学振も取れず、地味に研究するしかない冴えない院生の私なんて

わざわざひっぱりだしてこきおろす価値もないと思うのになぁ。

バカにされたり哀れまれるのは慣れてるからどうってことないんだけれど、

今日はもはや純粋にわけがわからなかった…。

その隣で、素でうなずいていた旦那も謎だった…。

2008-06-19

http://anond.hatelabo.jp/20080619103419

俺の同級生で研究者になったやつは

卒業研究の内容で修士夏休みに国際学会で査読付きポスターセッション

修士の時に海外査読論文を2本、論文は二桁。

博士過程になった時には学振D1取得して、博士取得するときにはすでに著作があったよ。

で、そいつが言うには

研究職の数が慢性的に足りていないから、大学に残りたい奴はそれくらい実績出せて普通

だそうだ。

ちなみに、情報工学分野。

2008-05-30

2年前にバイオ系修了したんで一言二言

http://d.hatena.ne.jp/Hash/20080529/1212077847

なんか考え方が甘いなってのが第一印象。

バイオインフォマティクスの人っぽいからあんまり実験お金は使ってないかもしれないけど)君が研究室で使ってる電気代とかは誰がお金を出してるんですか?やりたいことがあるなら自分で科研費なり学振なり企業からの研究費をとって、自分の金でやりなさい。

こんなこと書くと「入学金・授業料払ってるだろ(゜Д゜)ゴルァ!」って言う人もいますが、そんなのじゃ全然足りませんから。特に理系。特にバイオは。

あとね、「どうすればいいですか?」が許されるのは最悪でも学部4年までだよ。院生なら「こういうことがやりたいんですが、どうでしょうか」くらい言えないと。やりたいことを上に伝えて言いくるめる能力重要エントリーの後半を見た感じだと、この辺はわかってるっぽいけど)。

以下細かいツッコミ

回教授に話を聞きに行ったり、研究内容を背伸びして下調べしても学部生の知識ではよくわからない。

まず研究室選ぶ際の調べ方が足りない。なんで研究室学生から話しを聴くとかしないんだ?

とりあえずこれから研究室選ぶ人のためにポイントを挙げてみる。

どれも1個上の先輩に話を聞けばすぐわかるレベル

研究室に入って右も左も分からないのに、数ヶ月たったら、「あと二年残るかどうか」を決めさされる。

研究室に入ってから修士に行くかどうか決めるって遅いんじゃないかい?学部卒の就活って3年の秋あたりから始まるってイメージなんだが。それとも今は売り手市場だから院試の季節(4年の夏)から就活始めても内定もらえるんですかね。修士課程でも博士課程でも、就職先なかったからとりあえず進学したって人はいまいちな人が多かったな。逆に内定先決まってたけど、まだまだ研究がしたいといって進学した人はそれなりの成果をだしてた。

院に行くかってのと、どこの院に行くかってのはまた別な話ね。

一年間見てきて分かったことだが、教授がお好きな学生は、考えるよりまず手を動かして、バリバリ実験して、元気が良くて、少し生意気で、ちょっとバカなタイプ学生であるようだ。

一方の僕はメモ魔で、実験よりも論文や本を読む乱読家で、空論と妄想と知識の蓄積に快感を覚えて、でっかい荷物をいつも持ち歩いていて、泥臭い作業を嫌い、基本的に無口。

君の教授に限らず、世間一般の人は前者タイプの方がすきだと思うよ。特に”泥臭い作業を嫌い”ってのはかなりマイナス一年目なら黙って手を動かせよ。あとどれだけ読んでるのかは知らないけど、論文参考書を読むのは当然。

12時間拘束という、爆破されてしかるべきこの研究室にいる以上、絶対的な時間は削られる。

バイオ系なら普通じゃね?そのかわり反応とか培養の待ち時間で2時間空きとかザラでしょ。12時間つっても実働は8時間もない。

研究目的が矮小で研究の手法が非現実的なものに感じられる。

余談だが教授コンピュータシミュレーションの力を過小評価しすぎていると思う。実験で全てが決まる時代はとっくに終わっている。

僕のプログラミング能力は明らかに過大評価されてて、指導教官から「もっと使いやすく作り直してくれても良いよ」と言われた。いやいや、僕はFizzBuzzで喜んでるレベルですYO!

言うことはデカイけど実力を伴っていないというか何というか。教授も君が口先だけだと思ってるんじゃないかなー。だからメモを捨てろ云々て言われるんじゃない?とりあえずそのVBをもっと言い物に作りかえるところから始めてみればいいんじゃないの。

追記

わかった、ゲーセンで見かける解説くんタイプだ。

2008-05-22

http://anond.hatelabo.jp/20080522153803

他にも例はいくらでも挙げられるよ。生年と所属を明らかにしていて、ネット検索で引っかかる本として挙げただけ。

あなたが文系のどの分野かは知らないけど、たぶん歴史学系だと博論出すまでに30越えちゃう人は多いんじゃないかな。

ストレートに3年で出す人の方が少ない印象。

それに加えて、30代院生は裕福じゃないと思うよ。

育英会奨学金も切れてるし、学振ももらえないし、派遣社員バイトで食いつなぎつつ、なんとか研究を続けてるって人が多いと思う。

本題とは関係ないけど

そもそも大学生院生なのに、院生中の30代の割合ってどれだけ高いって話なの?

大学生(の数)>院生(の数)なら、院生の中の30代の割合は学部生よりもはるかに多くなるのが普通なのでは?

http://anond.hatelabo.jp/20080522015109

それはそうかもしれないなぁ。

応用系だと、学振取れたから進学したけど…って人も多いみたいだし。

なんか、うまく言えないけど。

アンバランスなんだよね。

応用系は学振もらったせいで研究を苦しむ人がいて

基礎系は、学振もらえず研究を断念する人がいる。

俺の専門分野だけかもしれませんが。

http://anond.hatelabo.jp/20080522014744

>分野によるけど、地味な基礎研究だと学振持ちなんて一握り。

それはいいことではないか?

基礎研究なんて本当に優秀な人しかいらないし、ポストだってその人たちの分くらいしか余ってないでしょ?

http://anond.hatelabo.jp/20080522014744

つってもまぁ政治力の差で、相当優秀な人が学振落ちてそうでもない人が通ったりするよね。

必ずしも実力のバロメータにはならないと思う。

http://anond.hatelabo.jp/20080522005750

学振なんて当たり前に言ってるけど。

学振持ってるだけで相当すごいっていうのも事実なんだよねぇ。

分野によるけど、地味な基礎研究だと学振持ちなんて一握り。

応用系の役に立ちそうな分野はでやすいらしいけどね。

だから、相当すごい人の中でさらにすごい人の中ですごい人……が残ってく。

ただ、やっぱり環境って大事だよ。

学振申請のコツとかはその研究室財産だから。

高卒の僻み

今日のホットエントリに何で博士課程に行かなかったかについて長々と書いてるエントリがあったけど、ああいうのを見るたび、要は実力がないだけなんじゃないですか?って思ってしまう自分て異端かなあ。

いや、まあ、国立の学費を私立並に・・・とか言う試算の話は自分も反対なんだけどさ、お金で諦めました!って言っても実際親に負担かけずとも少なからず給付奨学金もあるし、RAとか実力が抜群なら学振もあるよね?

お金とか適性とか色々それっぽく書いてるけど、結局実力が足りなかったことに対するいいわけじゃないの?って思ってしまう。

ていうか、博士過程1人あたりに税金1億円分かかるっていう話もあるわけで、実力のない人には軽々しく行ってほしくないなあ。

2008-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20080520110928

そんな東大院生だけど。

やっぱり、厳しいみたいだなぁ。

DC学振とれても、Ph.Dはかなりハードルあがるらしい。

それでも、前の大学なんて学振持ち誰もいなかったのに(俺は外部進学)

東大では普通に半分くらいの博士課程の人は持ってるってだけで東大はすごいと思った。

まだ修士だけど、こういうエントリー見るとなぁ……。。。

2008-04-18

http://anond.hatelabo.jp/20080417224746

"こんな生活"と言われると、実際に増田博士課程(理系)の話です。

ドクターの時は1年のうち355日は研究室に居ました。比喩でもなく実際にこれぐらい居ました。

事実、年間の休みは盆と正月だけでしたし、学生からは主(ヌシ)と呼ばれていました。

平日は9時から11時まで、土日も午前半日や午後半日など、研究や雑用にいそしみました。

授業のTARA実験指導、ゼミ準備、学会発表論文関係プログラム開発、計算機の整備 など、

研究に費やせる時間と、純粋に机上で勉強(基礎学力向上)に費やせる時間を確保できるかがキーポイントだと思います。

雑用をこなしながら、これを並行してやるだけの気力が必要です。

研究室スタッフ(教授陣)も、下積み時代はこれだけの事をこなしてのし上がってきた人たちなので、

それぐらいの能力を求められている職場でした。これが出来て当たり前だそうです。

修士や学部生にも能力と根性を求められる研究室でした。

配属された学生阿鼻叫喚し、まずはバイトを辞めることから始まりますね。

これだけ精力的に活動すれば、名前もぼちぼち売れるものでして、当時はあれだけ苦しかった生活も今では逆に感謝しております。

こんな世界もあるってことで記憶の片隅にでも。

増田は今M2なんだよね?

学振DC1にはそこまでの実績は求められないから、フルペーパー無くても大丈夫。

将来性のあるテーマなら応募しときなよ。

もしかしたら当たるかもしれない。

2008-04-17

http://anond.hatelabo.jp/20080417201723

アドバイス

学振に応募しましょう。

この4月から5月に掛けて募集している学振に応募しましょう。

当たるともれなく職歴&給料研究費がもらえます。しかも3年間!

採用率10から20%程度の狭き門だが、応募するメリットは大きいぞ。

学会発表論文投稿しまくりましょう。

積極的に海外発表学会誌へ論文投稿しましょう。

分野にもよるけど、査読付き論文は年1、2本は書きましょう。国内の発表は年4回は行きましょう。

ドクターコースでは学歴だけでなく、実績でも評価されます。

コネクションを作りましょう。

学会企業大学イベントに積極的に参加し発言するなりして、コネクションを作りましょう。

飲みに誘われたら必ず付いて行きましょう。

研究者研究だけやれば良いだなんて大間違いです。

3年間このような就職活動を続け、やっと常勤のポストの"書類選考"に残ることができます。

行きたい大学ポストが空いているかは「運」です。

一般に博士卒でアカポス採用確率は20%しかありません。

ポストが無いなら大学研究員、大学非常勤、研究所勤め、ポスドクなどになってしまいますが、

例えそうなったとしても、これも「運」だと思って諦めてください。

2007-06-14

勉強したいことを勉強する

大学二年。僕の行ってる大学には「進学振り分け」という制度があって、1,2年ではみな教養学部に属し、3年から専門学部に進学する。今ちょうど「どの専門学部に進むか」みたいな調査が行われていて、僕の周りの人は経済学部(僕の属している科類は原則経済学部という感じになっているのでね)に進む人が圧倒的に多かったけれど、経済と法、政治社会を全部勉強したいとか思ってた贅沢なおれは教養学部総合社会科学科相関社会科学分科にした。就職ないぞ?って同級生にはいわれまくったけど、勉強したいことを勉強したかったから、まあいいんじゃないかな。

2007-03-12

「『格差の話で思い出したんだけど 』という話で思い出したんだけど」で思ったんだけど

格差っていうものがどーにもこーにも実感がないというのがわからない。

格差と言うか下のほうが酷いことになってるって話がわからないとか言ってる人が。

反感を買うことを恐れないで言えば年収240万以上とか聞くと「何で?」って思ってしまう。

俺自身普通の家に生まれて、普通に公立の小中学校に通った。

で、高校受験も三流私立だけど順調に第一志望で受かった。

で、大学受験。これは落ちた。そして浪人生

浪人時代は予備校入り浸る。

こりゃヤバイと思って頑張り始めたのが一年目の二次試験終わってから。あまり点は悪くなかったんだけど番号がなかったのに愕然として1日にそれなりに勉強して二年目は普通に都内国立大に入る。

大学ではテニサーとか有名私立校出身者とかが幅利かせててさ。毎日大学の友達がブランド物見せびらかせんの。さっさとバイト見つけてきてさ。出身校の後輩みてさ、一回6千円ってお前キャバかよ。みたいな。こっちは自給千円の塾講で働きすぎて体壊したりとかしてさ、お金ないから風呂なしトイレ共同の物件に住んだりしてさ。

そんな生活してて学校がうまくいくはずもなく、2年の時に幸い留年はしなかったんだけどさ。でも、その時点でもう既に現役の奴らと比べたら1年も遅れてるわけ。

もうこりゃやばいと思ったのが就職活動を控えた3年の年末ぐらいかなぁ…成績もよくないし、このままじゃ就職するところもない!と思って就職説明会に顔出したりとかしたけど、自分のアピールポイントがわからなくてさ。

学校就職セミナーとか、体験面接とかも全部出て研究して、けどやっぱり就職はまだ無理だと思って親に院に行かせてくれって泣いて頼んだ。

で、必死に勉強して内部だけど合格して第一希望研究室にも決まった。

で、今四年。一ヶ月の生活費は家賃込みで五万ちょっと。年明けに医者にもっといいもの食べなさいって言われた。進学したら仕送りも減る。

どっちかって言うとこれといった失敗はしてないし、堅実に生活して頑張ってるのに未だに冷暖房器具もテレビ電話もない。

このまま院出て就職するにしても学振とるにしてもそんなに高い給料は望めない気がするし、年収300万以下が信じられないのが理解できない。

自分の周りの知り合いもそんな感じだし。

だから毎日早くから遅くまで勉強したり働いたりして、家には寝に帰ってるだけってくらいなのに将来のことを考えると不安ばかり募る。

俺の人生ネタにされてんじゃないの?とすら思う。

学生だからまだがんばれるけど、これが就職してからも続いたらほんとにだめかもわからんね。これでもまだましなほうだと思うんだよ。世の中にはもっと苦しい生活をしている人がいるのを知っているんだ。銭湯にいけば垣間見ることができる、底辺を。だからこそ不安ばかり募る。

http://anond.hatelabo.jp/20070312095208

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