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2016-03-27

まっつねとそのチルドレンの無個性

まっつね(中原芽衣)のブログは一時期(2011~2013ごろ?)大分流行したけど、

あれがアニメカテゴリはてダはてブではテンプレになった感がある。

すなわち、問題の中身(内容)に対してダイレクト見方登場人物感情機微や状況の変化から物語というもの解釈する、のではなく、俯瞰的見方レイアウトがどうなっていて(富野からの上手下手の話など)、もしくはメタフィジカル目線(これまでのスタッフのやり方、手法とか)からどうなっているか、という点から物語解釈する、という方法。前者は帰納的な見方といえ、後者演繹的といえる。後者に絞って考えよう。

後者定義ありきである。すなわち、「レイアウトがこの状態であれば、キャラ同士の優位性は変化しない」みたいなカミシモ信仰を元に物語を考えていくのだから、いくぶん柔軟性にかける。客観的物語解釈しているというよりは、定義に従って解釈している。演繹から導かれる解釈は、違いがなく、またスタッフから解釈することもさほど異ならない(そもそもクリエイターは常に同じ手法で描くわけではなく、変化しているのだから、作っている人間から何か物語解釈しようとすることは変なのだ)。つまるところ、(彼らは否定するだろうが)一般論になってしまう。基本的評論というもの一般論に対しての反論であるのに対し、まっつねとそのチルドレンたちは、演繹的な解釈をすることによって、”間違いではないが、反論になっていない(一般論をなぞった)”意見を乱発させている。だから、無個性文章が増え、面白くないのだな。そう思った。

彼は、りきおを「結論ありき」と批判しているけど、同じ穴のムジナであることに気付いてないのが悲しさ満点である

 
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