「ファンサービス」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ファンサービスとは

2009-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20090225123950

いわゆるデビュー組(マッチHey!Say!JUMP)のファンなのか、ジャニーズジュニアのファンなのかで、また価値観が違うと思う。

ジュニアファンの場合、「私だけを見て!」=独占欲が強いファンが多い。

デビューしてる人たちに比べるとメディアへの露出も少なくて、

それでも大人気なジュニアジャニーズジュニアを総称してこう呼ぶ)はファンが多いけど、そうじゃない、本当にファンが少ないジュニア存在する。

ファンが少ないジュニア担(担当を縮めて○○担と使う。○○にはタレント人名グループ名などが入る。自担自分担当の事。)は、たとえばコンサート同担うちわがどこに何本ぐらいあるかのチェックは欠かさない。

重度な人になると、コンサート中の自担が出てない時に双眼鏡を使って客席をチェックしてる人もいる。目の前に担当以外のアイドルが居ても無視して、である。

自分より同担がいい席だったり、自担の反応(ファンサービス)を確認するためだ。

遠い席の同担が手厚いお手ふりを受けてるのを目撃して、大声で文句を言っている人も会場で見かける。

ファンが少ないからこそ、余計に「私だけの○○くん」になりがちなのだ。

メディアへの露出が少ない分、コンサートに全力を尽くしているジュニアファンも多く、コンサート会場は一種の戦場である。

バックダンサーなのでコンサートの出番も限られており、頻繁に踊る場所(上手側、下手側、花道で立ち止まる場所など)に同担が集結しているのもよく見かける風景だ。

たまたまそんな場所で見ることになった場合、かなり殺伐とした空気が流れる。

ひどい人になると、うちわを高く掲げて自分より後ろの席の同担邪魔する人もいる。

このような状態で、本当に仲のいい同担友達を作ることは難しい。

表面上は仲良くしていても、内情はドロドロしている場合が多い。

「普段はいい人なのに、担当チケットが絡むと人が変わる」という話もよくある事である。

このように骨の髄までジャニヲタになっていると、市販のうちわ(殆どのジャニーズジュニアには存在しないが)を持って「キャーキャー」言えるうちが一番楽しいと思うこともある。

まだ重度じゃないジャニヲタの方々は、深みにはまる前に注意していただきたい。

今なら引き返す事もできる。

ジュニア担にとって一番怖いのは担当事務所を辞める事だが、この話は長くなるので機会があれば。

2008-09-10

ジャニーズの制度

ジャニーズにはまって

ジャニーズにはまって一番驚いた事は担当制度でした。

担当というのはその人が一番好き!という事。

たとえになりますが、A子ちゃんはジャニーズの中のBというグループが好きでBメンバーのLという人が一番好き。二番目はR。三番目はK。あとはどうでもよかったり、好きでなかったりするメンバー

この状態のA子ちゃんはL担となります。副担はR。

これだけなら判るのです。担当というのは一番ファンの方を判りやすくしめす言葉ですから。

判らなかったのは「同担無理」でした。

同担

チケットの交換掲示板や友達募集掲示板などでよくある

同担の方はごめんなさい。

:L担の方は大切な友達がいるのでごめんなさい。

これが本当に理解できなくて。

どうせ友達や知り合いにになるなら同じ人のファンの子の方が会話も合うし楽しくないの?と。

で、いろいろ友人に話を聞いたところ理由の一つがコレでした。

「自分の担当の人にファンサされても、隣に同担の人がいたらどちらのうちわや行動をみて反応して貰っているか判らないから」

ジャニーズコンサートにはファンサービス(略してファンサ)があります。

メンバーが自分のうちわを持っている(ジャニーズコンサートグッズの定番はメンバー顔写真のついているうちわです)ファンの人に手を振るとか、うちわにかいてある文章(投げCHUして!とか)を行うというモノ。

友人だとコンサートも隣同士の座席に座ることが多いです。

自分の担当の人に手を振ってもらえたと自分が思っていても、隣に同担の人がいたらどちらのうちわや行動をみて反応して貰っているか判らないから。

…ええええ。どっちでもいいじゃないか。

ここにあなたのファンがいますよ、大好きですよ、がんばってねって応援してますよって判ってもらえれば。

と私は思うのですがやっぱり違うようです。

自分なら

私がメンバーにアプローチしたい場合なら同担を避けるんじゃなく同担で固まると思うのです。絶対に。

チケ取りで制限枚数ぎりぎりまで取って同担で固まって座って。メンバーカラーがある子ならそのカラーの洋服を同担全員で着て、担当の子の公式うちわ改造して表面がその子の写真。裏に全員で内輪かざした時にその子へのメッセージが文章になるように文字入れして。

その方が単品でいるより絶対目立つよ!担当に反応してもらえる確率格段にあがるっ!!

と思うのです。

私自身はうちわは手が痛くなるので嫌いな上、おばさんなのでメンバーに眼をとめてもらいたくないので絶対にしませんが。

ハロプロ

実は私、昔モーニング娘ヲタだった頃があります。

ハロプロ界にはこんな制度なかったと思うのですが…あったのかなぁ。

ジャニハロプロのファンマナーの差とか暗黙のルールの差とか調べたらおもしろい気がします。

2008-08-07

全盛期のy_arim伝説

・3ブログに5コメントは当たり前、3ブログ8コメント

・自分のブログに100コメントチームメイト全員負傷の状況から1人で全レス

キーボードに触れるだけで言及相手が泣いて謝った、心臓発作を起こすブロガー

・自分の記事が100ブクマでも納得いかなければtwitterで泣き言いって愚痴ってきてた

・Bマークを一睨みしただけではてブコメント付きで飛んでいく

Twitterのつぶやき貼り付けで記事作成が特技

・記事を書かない休みの日でも20ブクマ

はてブコメントオフ会が起きたことは有名

・観客の2ちゃんねらーのヤジに流暢な2ちゃん語で反論しながら別記事作成

二郎の記事を楽々100ブクマにしてた

・グッと涙をこらえただけで50ブクマくらい入った

・自分のホッテントリを自分で逆ギレしてホッテントリで投げ返す

・自分のはてブに飛び乗って言及先ブログまで行くというファンサービス

PC使わずに携帯で打ってたことも

・相手ブログコメント欄で反論されてから自分のブログの記事を書きに帰る方が早かった

・けんじろうとコラぼろう!のオフ会が始まったきっかけはy_arimの場外ホームラン

・y_arimにとっての注目エントリー自尊心のできそこない

・y_arimは本気を出した事がない

・y_arimがケガしたらオフ会

病気子供オフ会約束

・昔は同人世界絵描きしていた

・やめた理由は絵描き相手がy_arimのイラスト骨折したから

・y_arimに言及されたことにまだ気づいていないブロガーも多い

・y_arimは注目エントリー入りすると落ち込んでトイレに篭ってしまう

・y_arimが記事を書き始めた時点ではてなアイドルでいいだろ

・y_arimに2打席連続トラックバックを打たしたブロガーは褒められる

・2打席連続トラックバックは「そろそろオフ会しませんか」という暗号

・y_arimは、いつも店先のトランペット物欲しそうに眺めるdankogaiレイプイラストを描いてあげたことがある

・あまりに書くので最初からy_arimのセルクマが立っていた時期も

・(他人の顔面を)フルスイングすると周囲に怪我人が発生するのでオフ会に参加する力をセーブしてた

・あまりトラックバック打つと自分が傷付くから打ちたくないという名言

2008-06-01

アイドルマスター

アイマスがまぁ、ネットで大ブームになって結構たつんですけど

ナムコゲームのほとんどが同じ世界観を共有してるって事はアイマスから入った人にはあまり知られてないみたいです

UGSF世界観とか、ナムコ共通世界観とか言われてるコレですが、おおざっぱに言うと

【1】いくつかの惑星をまたいでいる(エースコンバット鉄拳アイマス等の地球は別の星。バテンカイトスのようなファンタジーRPGもほとんどが別の星だが、それぞれの惑星魔法等で繋がる事もある)

【2】「地球」では我々の地球と似た文化、歴史を持ってはいるものの細部が違う。宮沢賢治存在していて、オモチャ屋ではGBAも売っているなど、現実と同じ物が出回っている

【3】「地球」の法律は我々の地球法律とはかなり違っており、低年齢でも能力さえあれば様々な職種で活躍できる。最低年齢はおそらくトビ・タイヨウ。ホリ・ススムの弟で10歳前後でありながらヘリコプターでドリラーを国内外の現場へ輸送している

【4】宇宙人がいる。そして、宇宙人の一部が地底人として地球の地下で国を建設している。地底は地上に対して何度か迷惑をかけてきたが和解。友好の印として地下500メートルに地底型テーマパークドリルランド建設されている。

【5】ロボット工学と宇宙開発が非常に進んでいる。ナムコゲームセンターで目にするクレーンゲームロボットや昔のナムコロボット受付嬢などがAIを搭載されて人間の役に立っていたり、UGSFという宇宙軍の隊員に地球人が選ばれていたりする。我々の地球より文明が進んでいるのは宇宙からの技術提供があったからと推測されている。

【6】ナムコゲーム世界的に大人気である。・・・なんか悲しい設定だけど。

ソウルキャリバー鉄拳のかなり前の時代って事だから魔法存在するだろうし、二足歩行のモンスターや獣なども一般的に認知されてたりして、おおらかな世界だなぁと

で、流石にアイマス関係ないんじゃないの?って思う人もいるだろうけど、ゆきぽホリ・ススム君のファンらしいし、各種イベントから宇宙開発科学技術が発達してる事はうかがえるんで、同じ世界観で間違いないでしょ

で、ここで考えたいのがエースコンバットの機体にアイマス機体がある事。アイマスの子達の歌やライブ映像宇宙的にヒットするってのは容易に考えられるけれど、UGSFがエースコンバットの星とコンタクトを取るのは箱○版のずっと未来の事。

単なるファンサービスじゃないとして、エースコンバット戦闘機現実に比べてやたらと性能が良かったり無茶な弾薬搭載数があると言われている事に注目してみましょう。つまり、あれらの戦闘機宇宙の技術を流用した戦闘機ではないか?という事です。惑星外から商品が入ってくるなら地球アイドルのグッズも輸出されるだろうて。他にはゼビ系の発掘兵器が元になってるとかそんな妄想もあったりして、ナムコゲーは楽しいなぁと

まぁ、ACアイマス機体があるのは完全にファンサービスなんだろうけど

アイドルマスターライブ会場に地底人やカンガルー、熊にロボット三島平八なんかがいると思うとちょっと楽しく思えてきませんか?ってところでシメ

2008-04-21

http://anond.hatelabo.jp/20080421160146

ダービー3連覇は当たり前、菊花賞は5連覇も

3連単ディープディープディープという馬券を演出したことも

ディープにとっての凱旋門賞制覇は秋の天皇賞の勝ちそこない

複勝全部ディープインパクトも日常茶飯事

・10秒出遅れ騎手が両手骨折状態から10馬身差の圧勝

・肩ムチを入れる時は武豊の手にムチが3本あるように見える

・ゲートを背負ったままゴールイン

クラシック登録するだけで他調教師が泣いて謝った、心臓発作を起こすオーナーも

圧勝しても納得いかなければ他馬の進路を妨害して帰ってきた

・あまりに速すぎるから芝を蹴り上げるだけで進路妨害扱い

・しかし芝コースを走っても芝が飛ばない

スターターを一睨みしただけで着順掲示板の1着の箇所にディープの番号が

GIのない週でもGI制覇

・パシファイアーを使わずにアイマスクで走ったことも

・ゴール板を通過後に4コーナーまで戻って再度1着入線する

新潟芝直線1000mで外回りを1周してから勝利することはザラ、2周することも

・ハナ差で競り落としてからウイニングランのほうが速かった

・ウイナーズサークル有馬記念を制覇した

・進路妨害しようとした馬、騎手調教師から生産者まで落馬させた

ウインズ浅草馬券オヤジに反論しながら1着同着

・いなないただけで宝塚記念4連覇

・坂路調教しただけで栗東トレセンが崩壊したのは有名

百年戦争が始まったのはディープインパクト単勝元返し

パドック周回中に始まったレースでも勝利してた

小錦ボブサップを乗せたまま春の天皇賞優勝

・自分の当たり馬券に乗って総理大臣の観覧席に飛び込むというファンサービス

・全盛期のディープインパクト単勝馬券が当ったオッサンが買った馬券を確認すると、

 既にディープインパクトサインが書き込まれていた、それもウインズ後楽園の地下から7階まで全館全フロア

全盛期のディープインパクト伝説

  • 2,000メートル1分は当たり前、4,000メートル1分も
  • キャンターで駆けていると3頭いるように見える
  • 大差勝ちなんてザラ、2周することも
  • ディープにとって大差勝ちはただの飛びそこない
  • 飛ぶとコースを週回してきて自分の残像を追い抜く
  • あまりにも勝ちすぎるから1頭だけ走行距離2倍
  • それでも大差勝ち
  • 大差でも納得いかなければゴール板前で止まって帰ってきてた
  • ゲートに入るだけで他馬が鳴いて謝った、屈腱炎を起こす馬も
  • ディープがゴールしたことにまだ気付いてない馬も多い
  • 4角先頭での台詞は「俺は追い込み馬なんだよ」
  • 前が詰まると外に回らずに飛び越えた
  • 前脚だけで駆けていたことも
  • 尻っ跳ねでハリケーンが起きたことは有名
  • ウイニングランで飛び越えて観客席まで行くというファンサービス
  • ダービーを観客席で見ていた人達はゴールの瞬間すでに優勝レイが掛かっていて驚いたそうだ

インスパイヤ元。

http://imihu.blog30.fc2.com/blog-entry-2834.html

2007-09-25

しなもん伝説

d:id:jkondo自転車の後ろに設置したベンツに乗って公園までもんぽするというファンサービス

・全盛期のイチローが打ったホームランボールホームベースにいたしなもんが反応してランニングキャッチ

しなもんは本気を出した事がない

d:id:umedamochioジャックを振ることができるのはしなもんくらい

しなもんがケガするとはてなサーバが一斉に503エラーになる

しなもん入院すると1週間以内にはてなデータセンタを移転しなければならない

・街をしなもんが歩くだけで物価が上がる

しなもん散歩したことにまだ気づいていない飼い主も多い

しなもんは寝るとさんだんばらを惜しげもなく晒す

・しな毛でできたクッションをオクに出すと1000入札されて1000万で落札

しなもんになつかれた犬は1日の間狂喜乱舞して手に負えなくなる

しなもんジャンプしてボールキャッチしたことで万有引力発見されたのは有名

しなもんボール取りに突進して当たった車が爆破炎上したことはあまりにも有名

2007-04-22

[]なぜ作画の評価が割れるのか?

アニメ映像面からみるとき、評価軸は二つある。

ひとつは、絵の美麗さ。

ひとつは、動きのよさ。

「絵の美麗さ」とは、いうまでもなく一枚一枚の絵の美しさ。本来は、レイアウトなども含めて絵としての完成度が測られるべきだが、最近では、キャラクターが可愛く描けているかどうかに重きがおかれる傾向がある。

しかしながら、アニメは構造上、多くの人間によって描かれるため、描き手の能力や個性によって絵柄がブレることになる。そのため、作画監督という役職を置くことで、1話単位での絵柄の(できるかぎりの)統一を図っているのが実態。

場合によっては、さらに“総作画監督”という全話にわたって絵柄を管理する役職を設けることもある。

「動きのよさ」とは、動画=動く絵としての心地よさ。細かい表情や、仕草、あるいは派手なアクションなど。この動かし方やタイミングアニメーターとしての技術力が最も現れる部分であり、個性がはっきりと出ることになる。“動き”は、キャラ演技や画面演出の幅の広さにつながる重要ポイントとなる。

かつて、80年代後半のアニメーターブームにおいては、様々な作品中でアニメーターが見せる個性的な“動き”にファンが注目し、スターアニメーターと呼ばれるアニメーターが何人も誕生した。

その時代に詳しくない人にも解りやすい例としては、金田伊功の「金田エフェクト」(オーラや稲光、またはその残像などが、画面内で激しく動き回る効果)や、板野一郎の「板野サーカス」(ミサイル戦闘機が、縦横無尽に追いかけっこをするように動く、メカアニメの定番表現。納豆ミサイルとも)がある。

ちなみに、上記のような“動き”の表現は、アニメーター達の間で模倣、継承され、さらに新しい表現を生んできた。スタジオ内の師弟関係によって、動きだけでなく、絵柄も継承されることがあった。アニメーター単位ではなく、スタジオ単位担当作品を認識するケースも見られる。

作画監督というシステムも、過去においては縛りの厳しいものではなく、作画監督ごとの個性が大きくでている作品も少なくない。『美少女戦士セーラームーン』はキャラ絵の可愛さに重きを置いているイメージがあるが、実際には作画監督の個性が強くでていた作品の代表例といえる。

アニメーターの個性を楽しむ、という面では、過去には『機甲戦記ドラグナー』において大張正巳による(設定とは異なった)有機的なラインで描かれるメカをそのまま登場させるオープニング(特別に本編に登場した回もある)や、『天空戦記シュラト』での菊池通隆による作画監督回(本来のキャラデザは奥田万つ里だが、当時『超音戦士ボーグマン』で人気が集中した菊池が特別に起用された)など、作画の個性がファンサービスとされたこともあった。

最近でも、『創聖のアクエリオン』におけるうつのみや理、『ギガンティック・フォーミュラ』での薮野浩二(本編)と門之園恵美(原案・ED)といったアニメーターの個性を全面に出した演出、遊びが見られるが、若いアニメファンから「作画崩壊」と揶揄され、拒絶されるケースが多くおもわれる。『天元突破グレンラガン』#4も、キャラクターの感情をさりげない動きで巧みに表現する小林治(『BECK監督)の個性が全面に出ていることで、過去3話と比較するファンに拒絶されている。

ちなみに、「作画崩壊」というのは本来、制作工程の管理ミスなどにより「動かない」「絵がヘタ」「色がついてない」等の“未完成”状態のアニメが放映、上映されてしまうことを指していた。1989年の『天空戦記シュラト』アスラ神軍編に始まり、1998年ヤシガニ」の語源となった『ロスト・ユニバース』、1999年未完成のまま劇場公開され波紋を呼んだ『ガンドレス』と、過去数度にわたり「作画崩壊」は発生している。アニメバブルによる製作本数の増加、海外発注の増加によるクオリティコントロールの困難など、様々な理由があるが、最近では海外スタジオとの作業ノウハウも蓄積されているので、トラブルになるケースは減少したが、国内の動画スタッフ空洞化という新たな問題も抱えている。

上記のような理由から、アニメーターブームを経験している様なファン(30代??)はアニメーターの個性に対して寛容、あるいは好意的な態度をとることが多い。

しかしながら、現在の「萌えブーム」の中核をなすギャルゲーラノベ世代の若いアニメファンにとって、アニメ映像クオリティの基準は“絵の美麗さ”“キャラクター一貫性”にあることが多い。これは、ギャルゲーライトノベルアニメーションとは異なり、原画家イラストレーターといった、比較的少人数のスタッフによって描かれることから、絵柄のブレが発生しないメディアであるということも、大きな要因であると思われる。

また、メディアミックスを通じて、複数のメディアで横断的に作品、キャラクターを消費することが普通になっているため、キャラクター一貫性を維持するということは、ファン活動そのものを維持することに直結する。ゆえに、いちばんわかりやすい、ビジュアルとしてのキャラクター一貫性が強く求められているのではないか。

このことは、『ぱにぽにだっしゅ!』では好評だった新房昭之が、そのままのスタイルで手がけた『ネギま?!』が原作ファンからブーイングをくらうことになったケースにも見て取れる。

今回『グレンラガン』がブーイングの対象になっているガイナックスは、本質的にはアニメーターの個性や動かす技術による部分が大きいスタジオであるので(決して、エヴァパチンコお金を稼ぐのが本質ではない、と思いたい)、今回のように作画監督原画の個性が顕著に現れることは、意外ではない。

最近では、アニメーターブームの中核を担っていたような人々が、監督クラスになって作品を作っているので、こういった遊びが復活するのも不思議ではなく、動く絵を愛するアニメファンとしては、どうか表面的なキャラ絵だけではなく、広い意味でのアニメをみる楽しさ、アニメの気持ちよさを知ってもらいたいなあと思って、このような駄文を長々と書き綴ってしまいました。

決して、俺達はお前達とちがって芸術が解る眼を持っているんだぜ!と言っているわけではないんです。ほんとに。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん