■お前らなんか勘違いしとりゃせんか？

選挙はどっちが正しいか決めるもんでもなければ好きな人を選ぶもんでもねぇんだよ

いいか？選挙ってのは大きく2種類ある

ひとつは議員を選ぶ選挙で、もうひとつは首長を選ぶ選挙だ

議員は立法府の人間で、ルールを作るやつ

だから自分たちの利権を代表する人間を選ぶ

地域でも職域でも思想信条でも構わんが、自分の属性に近い人、自分の所属にとって都合のいいやつを選ぶんだよ

深く考える必要はない

一方、首長は行政のトップだ

一人しかいねぇ

当然、選び方が変わってくる

最優先すべきは行政が滞りなく執行できること

大きな権限があるから、パワハラしたり恣意的な人事をしたり私腹を肥やしたりする人物ではダメなんだ

まず何より、そういうことをしない人物だという信頼感が重要だ

それと、行政ってのはしょせん分配する仕事だから、自分にとってより多く分配してくれる人間が好ましい

改革だなんだと持て囃したがるが、首長に世の中良くしてもらおうなんて考えが甘いし間違ってる

結局予算をどこに重く分配するか、それだけのことだ

自分に都合のいい予算の使い方してくれたら世の中良くなったように見えるし、そうでないなら悪く見える

それだけのことだ

どこか良くすれば必ずどこかが悪くなる

だからどうしても利権の奪い合いみたいになっちまって対立が生じる

まあ、それはしゃあない

誰が自分にとって一番有利な分配をしてくれる人かを見極めて選ぶしかない

ただ、極端に偏った分配をすると、必ずどこかに皺寄せがいく

それはいくら自分にとって都合が良くても行政の円滑な運営という面では好ましくねぇ

行政のトップはやはりバランス感覚が一番大事だ

とにかく、お前らは選挙における候補者の見方がそもそも間違ってる

すぐ自分なりに考えたっていうが、評価方法が間違ってたらなんぼ考えても無駄だ

議員は利権代表として、首長は行政トップとして、ちゃんと評価して選べよ

Permalink | 記事への反応(2) | 08:04

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