2024-11-05

成人発達理論理解するのが難しい

「視座」の上げ方が成人発達理論にわかりやすくまとまってた|中村修三(ShuzoN)

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[B! 考え方] 「視座」の上げ方が成人発達理論にわかりやすくまとまってた|中村修三(ShuzoN)

が、成人発達理論の例を示しているようで大変興味深かった。

発達段階が1段上がるのに最低でも数年かかり、上位の発達段階に行くほどその年数が増える。そして多くの人が高位の段階に到達せずに一生を終える。

この記事でいうところの段階5の人は成人の1割いるかどうかといったところなのではないか適当)。

そして、現在自分のがいる発達段階より上の段階の概念本質的に正しく理解できない。

なぜなら理解するための構造が頭に形作られていないからだ。

はてぶのコメントの多くは、自分が持っている知識経験に当てはまるよう理解しようして、結果的理解部分的になってしまっているように思えた。

物事は常に多面的であるが、一人の人間理解は常に部分的だ。

自分理解しているように、他の人たちも理解するはずだと無意識に感じてしまうことが自己中心性の一つの性質だとすれば、

自己中心性の減少とは、自分思考メカニズム批判的にとらえ、物事の一部の側面しか見ていないことを理解し、もしかしたらもっと優れた考え方があるのではないか、と探求できるようになることではないか

世の中の成人発達理論に関する解説ほとんどは、段階5未満の発達段階の色眼鏡でとらえて解説したものだ。

それゆえ多くが不完全であり、時に誤解していて、自己利益を得るために恣意的であったりする。

これでは理解できるわけがない。

意識の発達は複雑系である。そのうち生成AIと成人発達理論類似性が多く指摘されるようになり、成人発達理論を参考にしたAIモデルトレーニング手法なども生まれるかもしれない。

そうなったらより深いレベルで成人発達理論理解されるようになるのかもしれない、と妄想している。楽しみ。

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