2024-10-21

白票投票の意義について

選挙白票を投じることについて、論争が起きている。

肯定的意見もあれば否定的意見もあり、否定論者の方が強い言葉で、脊髄反射的に「政権に対する白紙委任から全く意味がない!」と憤っているのをしばしば見かける。

この言説については自分違和感があって、白票効果ってまとめるとこんな感じだよね?と認識している。

白票は、小選挙区および比例の当落結果に一才の影響を及ぼさない。

白票は、投票率無効票数のカウントに含まれる。

白票を投じることは、「選挙区の有権者」の投票行動に対する白紙委任であり、「現役与党」への白紙委任ではない。

これがどういう場面で影響するかというのを、極端な例かもしれないが神奈川15区候補をみて考えて欲しい。自民党の有力議員河野太郎氏の選挙区だが有略対立候補が出ていないのだ。

•国政への影響力がほとんどない左派弱小政党

陰謀論じみた主張をする右派弱小政党

•反ワクチン論を掲げる無所属医師

元々野党支持者だったり、自民支持者でも河野氏方針が支持できない人は投票先選びに頭を抱えるのではないだろうか?

こういう選挙区で他の選挙区の平均よりも優位に無効票(白票)が増えると、今回は勝ち目がないか候補擁立断念したけども、潜在的批判票があることが分かれば次回は有力な候補を立てようという判断材料になるんじゃないだろうか?

また、政治的無関心層はそもそも投票に行くという習慣が無かったりするので、白票でもいいか投票所に行ってみよう!という呼びかけは少しでも選挙に関心もつきっかけになるから悪くないと思うのだがどうだろうか?

  • 白票に意味は無い

  • 有略対立候補って何?

  • 議員や議員候補に影響を及ぼすくらいの数の力が集まるなら、白票なんぞに注ぐよりも今いる議員・候補に働きかける方が建設的だと思う どこかの国のように白紙を掲げて広場に集まる...

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