肯定的な意見もあれば否定的な意見もあり、否定論者の方が強い言葉で、脊髄反射的に「政権に対する白紙委任だから全く意味がない!」と憤っているのをしばしば見かける。
この言説については自分は違和感があって、白票の効果ってまとめるとこんな感じだよね?と認識している。
•白票は、小選挙区および比例の当落結果に一才の影響を及ぼさない。
•白票を投じることは、「選挙区の有権者」の投票行動に対する白紙委任であり、「現役与党」への白紙委任ではない。
これがどういう場面で影響するかというのを、極端な例かもしれないが神奈川15区の候補をみて考えて欲しい。自民党の有力議員、河野太郎氏の選挙区だが有略対立候補が出ていないのだ。
元々野党支持者だったり、自民支持者でも河野氏の方針が支持できない人は投票先選びに頭を抱えるのではないだろうか?
こういう選挙区で他の選挙区の平均よりも優位に無効票(白票)が増えると、今回は勝ち目がないから候補擁立断念したけども、潜在的な批判票があることが分かれば次回は有力な候補を立てようという判断材料になるんじゃないだろうか?
また、政治的無関心層はそもそも投票に行くという習慣が無かったりするので、白票でもいいから投票所に行ってみよう!という呼びかけは少しでも選挙に関心もつきっかけになるから悪くないと思うのだがどうだろうか?
白票に意味は無い
有略対立候補って何?
議員や議員候補に影響を及ぼすくらいの数の力が集まるなら、白票なんぞに注ぐよりも今いる議員・候補に働きかける方が建設的だと思う どこかの国のように白紙を掲げて広場に集まる...