同人とかファンアートをちょっとかじったことがある人は疑問に思っているかもしれない
「原神」って人気の割に作家の幅狭くない? って。
これね、理由があるんですよ。
これなんですよ。
今でこそ原神って日本でも人気ですけど、実はリリース以前って日本だとゲーマーしか注目してなかったんです。
日本で広くオタクに広まったのはリリース後1週間とかちょっと経ってからで、その頃には二次創作界隈は中国人とアメリカ人が下地を作っていた。
つまりキャラ造形・シチュエーションが日本文化ではないってことなんですね。これが少しハードルを上げた。
原作の物語強度も十分強く、中国らしさを残してるので誠実に二次創作をやるにはちょっと難易度が高いタイトルになってしまった。
そうやってしり込みするうちに圧倒的な技量の海外作家が国内でもどんどんと人気になっていった。
こうした状況が総合的に幅を狭くしたってわけなんですね。