2024-09-17

漫画編集者

自身は違うが、漫画編集者の友人が何人かいる。他ジャンル編集者マスコミ関係と比べ特有疲労感やストレスを抱えているケースが多い印象だ。取引である漫画家は会社で働いた経験のない方が多いらしく、一般的常識が通じにくい場合ゼロイチで物語を生み出すクリエイターならではの繊細さを持つことがあるらしい。

SNS悪徳編集者糾弾する言説が流れるのを見ることがある。会社に守られた立場編集者個人事業主漫画家という著しい不均衡さが色々と問題引き起こしやすそうなのは想像に難くない。実際、ろくでもない人間もいるのだろう。

だが、数ヶ月ぶりに会った友人が深夜近くになって「今から打ち合わせが入るかも」と言い始めたり、24時間レスの切迫感にかられたり。一般的常識倫理観よりも「面白い」「個性的」「ネタになりそう」が優先し始めたり、果ては漫画から圧力精神を病む友人まで出始めたのを見ると、悲しくなる。お前がそこまで緊張感ある仕事をしてないだけだと言われればそれまでなのだが、無関係よそ者としてクリエイティブってそんなに全てに優先するのか?と思うことがある。

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