■最近のヒーロー、組織化しすぎだろ

遡ればスーパー戦隊シリーズからそうなのだが‥

代表例：

• ワンパンマン (2009)：初期の野良ヒーローがよかった
• ヒロアカ (2014)：学園モノなので仕方ないが
• 怪獣8号(2020)：元々隊員志望だったおっさんの夢のリトライということで入隊、でも入隊前のほうがよかった。そもそもヒロインとの再会は「怪獣の姿の主人公VS隊員としてのヒロイン」じゃないとドラマ的におかしいやろ。なに病院ですぐ会ってんねん
• ゴダイゴダイゴ (2021)：元から主人公は軍人だったが
• 超人X (2021)：こっちもワンパンマンに近い

なぜこんな多いかというと、組織化するメリットがかなり多いからである。

• 子供に協力の大切さを教えられる（教育面）
• 連携戦闘など、戦闘・アクションシーンの幅を広げられる（敵も同様）（戦略・戦術の多様性）
• 敵も個の強さだけでなく組織化して強さを表現できる（強さの多様性）
• 敵対組織だけでなく、第三組織など他の組織を出しやすい（組織の多様性）
• キャラを増やしやすいのでテコ入れしやすい（キャラの多様性）
• ワンピやブリーチでよくある個別戦闘、ベストバウトを作りやすい（決闘の多様性）
• 個別戦闘が増えることで本筋のストーリー進行が遅れ、作品寿命が伸びやすくなる（連載期間が伸びがち）

こんだけメリットがあるので安易に導入したくなるのもわかるのだが、

俺は孤高のヒーローが見たいねん！

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