2024-08-07

なぜVtuber卒業がこんなに悲しいのか

現実世界での「悲しい離れ」がほとんど存在しなくなっているから、

仮想世界での「悲しい離れ」が相対的により現実的になっている。

現実世界では、近年はほぼ「悲しい離れ」が存在しない社会が実現しつつある。(喜ばしい事)

平均寿命が伸びた→親も老衰大往生)で、その頃には自分も相当な年齢

SNSなどでの繋がり→突然の転校でも、次の日にはネットでゆるく繋がれる(たとえ地球の裏側であっても)

こうなると、「悲しい離れ」はフィクションや作り物の中にしか存在しない。

現実世界アイドル引退もあるが、顔と声と名前本名

(その3セットは、要するにそのキャラ)は次の日も同じだし、

またしばらくするとSNSブログで顔を出し、最終的には地方政治家になるかもしれない。

(かつての所属事務所が、その人の社会活動制限できない)

しかし、Vtuberはそうではない。

(大抵の場合は)企業権利を持っているので、そのキャラ(顔+声+名前、の3セットが揃った状態)は

基本的に復活しない。

そして、そのキャラが復活いない以上、他のキャラとのコラボも二度と見れない。

もしアニメならば、たとえ物語上で退場しても、(人気があれば)あとから過去編やスピンオフが作られる可能性は十分にある。

またアニメキャラは、日常的な雑談などのコンテンツが年単位で絶えず提供され続けたりしないので、それほど親近感が沸かない。

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