現実世界での「悲しい離れ」がほとんど存在しなくなっているから、
仮想世界での「悲しい離れ」が相対的により現実的になっている。
現実世界では、近年はほぼ「悲しい離れ」が存在しない社会が実現しつつある。(喜ばしい事)
・平均寿命が伸びた→親も老衰(大往生)で、その頃には自分も相当な年齢
・SNSなどでの繋がり→突然の転校でも、次の日にはネットでゆるく繋がれる(たとえ地球の裏側であっても)
こうなると、「悲しい離れ」はフィクションや作り物の中にしか存在しない。
(その3セットは、要するにそのキャラ)は次の日も同じだし、
またしばらくするとSNSやブログで顔を出し、最終的には地方の政治家になるかもしれない。
(大抵の場合は)企業が権利を持っているので、そのキャラ(顔+声+名前、の3セットが揃った状態)は
基本的に復活しない。
そして、そのキャラが復活いない以上、他のキャラとのコラボも二度と見れない。