2024-07-08

ADHDであるが生涯初めての賞与がでた

吾輩は新卒の頃、東日本大震災リーマンショックといった混乱の中で、社会の荒波に呑まれた。

就労支援なるものを頼りに虫の息で入社した会社は、あっけなく倒産した。その後も派遣会社転々としながら働いたが、賞与の影は一度も現れた試しはなかった

賞与を求めて転職した会社でも、二年働いても賞与が出ず、ある飲み会の席で私と数名だけが賞与を受け取っていないことが明るみに出て、その後の面談でお暇することになった

その後、大手通会社派遣身分で身を置いたものの、そこで不逞の輩体現たるの上司と18時間も顔を突き合わせなければならず、やがて、うつ病が発現し、さらADHDASDの診断が下された。

しかし、私は諦めず、就労支援を通じて障害者雇用で働き続けた。最低賃金の増加の恩恵か、派遣時代よりも給料が上がり、ついに賞与支給された。三十半ばにして、ようやく手にした初めての賞与である

まれてこの方、一度も賞与を貰えなかったことが私の心の刺となっていた。ゆえに、このボーナスは私にとって、非常に感慨深いものである

せっかくなので何か買おうと思うが、今のところ思いつかぬ、父母には先々の日に送っているため、この手も使えぬ。さて何かあったか

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん