2024-03-26

ぼっち・ざ・ろっく!の喜多同棲する話

メジャーデビューを果たした結束バンドだったが、喜多の逃げ癖は治らず、遂に巨大な箱の案件を当日に逃げ出してしまい、それから彼女行方不明になってしま

スポーツ新聞には喜多のアップの顔写真と共に「逃げたギター」というでかでかとしたコピーが踊っていた

私は、ギター孤独賃貸住宅ブループラネット105号室」の住人だったが、ひょんなことから喜多自分の部屋にかくまうようになる

喜多は日頃のストレスから過食症が進行しており、食べては吐くを繰り返していた

ここで、私のこれまでの女性遍歴を話させてもらうと、彼女として同棲するようになった女性は皆太っていた

私は太った女性が好きだ

いや、私は女性を「太らせる」のが大好きなのだ

世間では、私のような人物ブリーダーと呼ぶらしい

私は喜多専属ブリーダーとなったのだ

喜多は私の大切な飼い犬なのである

得意の私の自炊喜多は丸々と太っていった

私は喜多が、女性が、自分料理を食べて丸々太っていくことに性的興奮を感じるのだった

ギター孤独賃貸住宅ブループラネット105号室」しかなかった自分に、春が訪れたように感じた

私は部屋では喜多のことを下の名前、郁代で呼んでいた

郁代は私の料理が大好きなようだった

彼女はお米をお代わりをするたびに、笑顔で「何回だって」と口ずさんでいた

また、ある日は鏡に写った自分の太りに太った姿にショックを受け、

馬鹿わたしは食べるだけ、ぶちまけちゃおうか、皿に」

と呟き、皿に吐こうとして、泣き出したので、私は太った郁代も奇麗だよ素敵だよ、と励ました

しかし、郁代の体重はすでに100kgを超えていた

もう限界だろう

いつものことなのだけど、女性体重が100kgを超えた辺りから性的な興味を急激に失っていくのである

これまでも、数多の女性と付き合い、同棲してきたが、別れた切っ掛けは彼女体重が100kgを超えたからだ

私はそろそろ喜多を捨てるだろう

そして、またギター孤独賃貸住宅ブループラネット105号室」の静かで平和生活に戻るのだ

私は煙草を一本取ると、テレビの電源を入れた

マッチが見つからない

テレビでは、後藤ひとりの全米ツアー報道されていた

後藤は結束バンドを脱退して、全米ソロツアーに旅立っていたのだった

アニメしか観てません、原作読んでません

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