結構難しそう。
大人になると嫌でも分かるんだけど、子供って「お小遣いを溜めてやっと買ったゲームだから面白いんだ!」みたいなことを本気で信じてそうじゃん?
でも違うんだよな。
「買う理由が値段なら買うのを辞めなさい」という格言があるけど、まさしくお金がないと買う買わないの基準が値段になってしまい、本当に欲しいかどうかと向き合いにくくなっていく。
そもそも金で買えるものを買うことに執着すること自体が、物質的な欲求から脱することが出来ない精神的に貧しい人生を送り続けることを意味してる。
それでも頑張って説明して最後にあるのが「じゃあ金持ちの家に産まれなかった時点で負け組なの?」「それだけで人生全部負け組ってほどじゃないけど、金のある家に生まれるほうが幸せには近づきやすいだろうね」なのが苦しいね。
自分が負け組として生まれ落ちたと認めたい子供なんていないだろうし、そこで開き直る親なんて見たくもないだろうから。
むしろ重要なのは、理解させた後に「でもお前は配られたカードで勝負するしかないんだよ」ってことを納得させることなのかも。
でもそれってカードを渡した本人が口にしても説得力なさそうではあるよね。
難し―。
マジで難しいぞ―。