2023-11-06

44歳だけど34歳までのパーティーに行ってみた

現在44歳の女だが、20代中心34歳までのパーティーに行ってみた。

婚活というほどのものではなく、クラブが会場のゆるい感じの催しだった。


私は婚活もしてるのだが、40代対象としたパーティーに行くと、

本当におじさんおばさんしかいない。50代60代の人が多いし、

見た目が釣り合う人がまったくいない。

それに嫌気がさして、対象年齢を下げたところをターゲットにしてみた。


クラブに到着すると、数人の列ができていた。

やはり若い男女ばかりで少し気後れしたが、若い子と出会えるなんて嬉し〜!

という気持ちが勝ってワクワクしてきた。


一人ずつお金を払っていて、私の番になると

「あー、ウチ帽子マスク駄目なんですよねー」と受付の男性に言われた。

え、帽子マスク?そんな注意書きはなかったはずだが、

かに並んでいる人に帽子マスクの人はいなかった。

私は慌てて帽子マスクを外すと、

「あー年確するんで免許書お願いできますかー?」

と言われた。私は免許を持ってないし、44歳がバレたら困るので

今日は持ってきてないんです」

ごまかした。すると

「えーと今入場制限するほど混んでてですね、なので年確厳しくしてるんですよ。

時間後にフリータイムになるけどいまは年確必要ですね」と

言われてしまった。

「あ…じゃあ数時間後にまた来ます

と言って私は退散した。


たぶん…受付の人は、私が年齢を誤魔化して入ろうとしたのを気付いたのだろう。

というか34歳までに見えなかったのだろう。

他の男女には年確をしていなかったから。

そして私が帽子マスクを使って見た目をごまかして入場すると思ったのだろう。

ショックだった。

帽子は単なるオシャレだし、マスク感染症予防なのに。


帰り道、駅までの道をとぼとぼと歩く。

凄い。入場すらできなかったなんて。

そして自分が34歳までに見えない、という事実をようやく理解した。


若者が多い街なので、すれ違う人を見るとやっぱりみんな若い

私は整形やアンチエイジングを頑張っているけど、おそらくそういうことじゃないのだ。

若い人は無条件に若い絶対に毛量が多いし、シミも出てこないし、顔もたるまない。

美容整形で高額のお金必要なことを当然のようにクリアしているのだ。

もちろん若い子なりのルッキズムはあるだろう。

でも私はその中にすら入れない。

私は今日、オバサンになったんだな…と自覚した。


しか人生って残酷だな。あと半分残ってるのに

半分すべてを若くない姿で生きなきゃいけないなんて。

辛い辛い。

客観的にオバサンを自覚できるようになっただけマシなんだろうか。

からない。とにかく辛い。

  • いつもの創作コーナー

  • 34歳はまあギリ出産できんことはないが、43歳は産廃だろ普通

  • そういう創作でしか異性への関心を示せないのって、よくないよ?

    • なんで創作しなきゃいけないんだよ私は本当に辛かったんだよ。別に慰めろとは言わないけど嘘だとは思うなよ

      • あんな恥ずかしいこといい歳の女性がするわけないじゃないですかー

  • 世のジジババは貴重な若者に近づくなよ 劣化した遺伝子の始末なんか同世代でやれや老害

  • クラブに帽子とマスク付けて恐る恐る入ってけるメンタル逆に強いだろ

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