2023-03-18

電子書店出版社に対する信用問題

ただいま腐敗中とかい漫画家作品シーモアでは出るがrentaやめちゃコミックでは出てこない。その人の作品は全てGirlsCREATIVEというレーベルに属しているようなのでレーベル検索したら、rentaめちゃコミシーモアいずれでもヒットした。ただしヒット数微妙に食い違う。特定作者の作品電子書店によって出たり出なかったりするのと地続きの現象と思われる。

電子書店においてはあるレーベルに属する作品を扱っていたらそのレーベルに属する全ての作品を置いているものだと思っていたがそうではないらしい。

たとえそうでなくても、電子化するかしないか問題で、そのレーベルを扱っている電子書店であればどの電子書店もそのレーベルに対して同一の品揃えであると考えられるものだが、そういうわけでもなかった。

これはわりと深刻な問題だと思う。このレーベルは全て読んだぞと思っていたら、それは一つの電子書店から見た観測範囲での話であって、他の電子書店でのみ扱っている作品存在死ぬまで気づかないおそれがある。そしてそれこそ自分にとって面白い漫画ということがあり得る。

全ての電子書店を巡って確認すればいいでしょと浅はかか人は考えるだろうが、そもそも「全ての電子書籍を漏れなく巡る」ということは認知的に難しい問題ではないか。零細で広告をろくに打ってなくて存在感に乏しい電子書籍サイトなどいくらでもある。「全ての電子書店網羅したリスト」なるものがあればいいが、そうではないので悪魔の証明的なことになっている。俺が知ってる弱小サイトはよむるんとブック放題だが、もっとない保証はどこにもない。

結局言いたいのは「なんで出版社電子書店作品に対して各電子書店に対してラインナップが統一されるように委託契約を結ばないんだ」ということになる。それを怠ってさえいなければ上記のような長ったらしい悩みが起こる余地もないわけだから。わざと「こっちとはこの作品委託するがあっちとはしない」みたいなことをしてるならその不合理としか思えない理由はなんなのか。それとも単に管理がお粗末で、何の作品に対してどこと契約したのかデータが無くなってしまうためにこうした書店ごとの不整合が起こってしまっているのか。

  • ちなみこういうことが起こる作品のにレーベルに限ってそれを管理する出版社もとい組織のサイトみたいなのがそもそも存在しないことがある。 よって刊行リストを確認して漏れを防ぐ...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん