年度も終わるので。
昨年私の部署に新人が配属された。研修期間を終えたその子が任された案件というのは、昨年同じ案件を担当していたベテラン社員がオーバーワークによるメンタルダウンで、長期休職を余儀なくされた業務だったから驚いた。(今思えば、命じた上司は気が狂っているとしか思えないのだが)
弊社は大変な縦割り組織であり、基本的には辞令発出後に現任者が後任にマンツーマンで引き継ぎを行うのだが、上述の問題により、およそ表面的な知識しか持たない先輩が、前任が辛うじて残したとっ散らかった経過資料のみで彼にやってほしいことを説明するという地獄がそこにはあった。
私自身、もう2人は付いていてほしい量の案件を一人で捌いているため、直接的なフォローは中々できなかったのだが、たまに受ける質問の着眼点からも彼の優秀さは明らかであったし、いつからか他部署からも彼の良い評判が聞こえてくるようになった。そしてついに、彼はしっかりと与えられた業務を全うした上で一年を終えようとしている。
以上のことで思うことは、同じ基準で採用活動を行っていても、その人がこなせる仕事のキャパシティというのは実際に仕事をさせてみないと分からないということだ。社員Aには耐えられた負荷が、別の畑で経験を積んできた社員Bにとっては重すぎるというのは弊社以外にも往々にして見られる光景であろう。
一方で、キャパオーバーの社員に対して仕事を与えすぎるとパワハラとして処分を受ける現代社会では、(部署ごとに定数が決まっていたりすればなおさら)管理職によるマネジメントは困難を極めるのではなかろうか。
なんで3回言うねん
バカには3回言わないとわからないから
3回で分かるならむしろ秀才なんだよなあ
これはわからんね。若い奴に難しいこと言っても無駄、と若い担当者の場合には社内外のクライアントが不満があっても言わないで飲み込む場合あるし。詫び老人とかサンドバック要員...