2022-12-11

一昔前のインターネット広告アンチで溢れていたのに

今は逆に広告アンチアンチが増えてきた。

差はどこにある?

そもそも大昔からインターネットの99%は回線代だけで楽しめる」という状態を支えていたのは紛れもなくネット広告だぞ?

個人サーバー代を払うパターンでも、そのサーバー代はサイトに置いたアフィリエイトで補っていた。

それでもインターネットでは広告を憎むものが暴れまわっていて、adblockを入れることは絶対正義だった。

広告効果が疑われたことで収入が減っていった広告業界は、怪しい広告を出すようになり、やがてネット広告詐欺ウィルスの独壇場と化していった。

その状況がさらなる広告ヘイト文化を育んだわけだ。

今でもネット広告には無数の詐欺広告が溢れているし、無理やりクリックさせるために動き回ったり透明になる広告まで出てきている。

そして多くのヘイトが今も日夜注がれている。

だが広告アンチに対する世間の目は変わった。

ネットを楽しむための仲間ではなく、ネット破壊するテロリストのように扱われている。

今、ネットの主流は広告アンチアンチだ。

こんなことはADSL時代インターネットでさえ考えられなかった。

あの頃に「Adblockを推奨するようなことはやめよう!サービスちゃんお金を払うんだ!」と主張すれば、あっという間に炎上が広がっただろう。

炎上の行き着く先は卒業アルバム会社HPから顔写真晒しであり、更にはスマイリーキクチのようにあることないことを言いふらされて人生に大ダメージを受けたはずだ。

だが、今はそうではない。

しろAdblockを推奨する側こそがそういったリンチ被害に会いかねない空気が醸成されている。

時代は変わった。

ドッグイヤー換算ならADSLから100年が過ぎた。

そりゃ変わる。

変わるに決まっているのだが、やはり変わるということには一定の恐怖が伴うものだ。

振り落とされればそこには社会的な死がいつも待ち受けている。

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