もう2年ほど前の話になるのだが、当時転職活動をしていて、転職エージェントを介してリサイクルショップへ見学体験に行った。
2店舗行ったのだけど、1店舗はいわゆる古本屋の規模。2店舗目は本含むホビー系全般が強く、ほかにアパレルやブランド物も扱う店舗。
ちなみにどちらも同じ系列店。で、まぁ店員がとにかく商品に詳しい。
1ジャンルに1人以上の専門家がいて、客に何を聞かれてもすぐ案内できる。本なら作者の傾向、世間での評判や似た作家まで教えてくれるし、アパレルブースはコーディネートもやってくれる。
その時は「すげーなー」くらいにしか思ってなかった。
で、体験が終わった後、2店舗目の人事からエージェントを介してスカウトがあったらしい。
志望していた企業はまあまず入れないレベルの求人倍率だったので、エージェント的にも保険があった方がよかったのだろう。後日そのスカウトの内容が書面で通知された。
まず給料、法定給与をなんとかクリアなレベル。業務内容に比して驚異的に低い。昇給もあるが上限付き。これでフルタイムはきつい!そして、福利厚生が壊滅的。休憩室とか逆に疲れるし。
本音を言えば論外の一言だった。まぁ経験学歴問わずで求人出してるリサイクルショップなんてこんなもんだよなと思った。
で、一呼吸置いて膨大な商品知識を持っている現従業員は(少なくとも賃金という意味では)ものすごく過小評価されていると感じた。
数年前に話題になったワンオペフードコートおじさんとかもだが、こういう実力があるけど限界底辺にいる人ってなんとか他で活躍させることできないのだろうか?