2022-08-19

感染対策にトレーで会計することに効果はあるのか

コロナ禍以降、全国のスーパーなどのレジに「感染対策のためにお会計はトレーを使用しています」といった注意書きが貼られるようになった

しかし、あのトレーでのお金のやり取りに感染対策効果はどれほどあるのだろうか

個人的には正直に言ってかなり疑わしく思っている

仮に客がコロナ感染していた場合、結局お金を介して店員ウイルスが移るだけなのでまともな効果はないだろう

もちろんトレーを使うことによって素手同士の接触が避けられるという利点はある

しかし、お釣りのやり取り程度なら元から素手同士の接触は指先がわずかに相手の手に触れるかどうかというレベルであって、

トレーを使わない場合と比べて優位な差が出ると言えるのかどうか疑問だ

さらに言うとトレーを使うことで余計に感染リスクが上がる気すらする

手であればこまめに洗ったり消毒したりするだろうが、トレーは基本的に洗ったり消毒したりしないだろうから

せいぜいがスーパーの閉店後にトレーを清掃する程度だと推測される

そのためトレーを使うとトレーを介してお金汚染され、お金から人にウイルスが移って余計に感染が拡大してしまリスクがあるのだ

漠然とした話ではピンとこないだろうから、具体的な数字を書いて考えてみよう

トレーを使わず会計した場合

店員が1時間に1回手の洗浄をして1時間に30人の客の相手をすると仮定する

そして最初の一人目の客がコロナ感染していたとするとどうなるか

から店員コロナウイルスが移って店員を介して他の客もウイルス接触し、それは店員の次の手の洗浄まで続く

まり、トレーを使わないと合計30人の人間ウイルス接触する計算になる

トレーを使って会計した場合

対してトレーを使って会計を行っていた場合はどうなるか

最初の客がコロナ感染していたとするとその時点でトレーがウイルス汚染されてしまうので、

トレーを介して店員とそれ以降の客全てがウイルス接触することになる

スーパー12時間営業だとすると、1時間に30人×12時間360人の人間ウイルス接触する計算

トレーを使うことで逆に感染リスク12倍に増えてしまっているのである

ここまで読んだインテリ気取りで知能ゼロはてなーたちはこぞって「硬貨には殺菌効果ガー」と鳴き声を上げ始めるだろう

しかし、銅の殺菌効果は菌が付着してから何十分とか何時間とかしてようやくいくらかの細菌死滅する程度のもの

銅には付着したコロナウイルスが即座に死滅するような劇的な殺菌効果は残念ながらない

まだまだコロナ禍は治まらず気の抜けない昨今とは言え、コロナ禍に突入して早2年以上

そろそろコロナ対策合理性を考えて行うべきではないだろうか

ちんぽ

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん