近年は無料で楽しい動画が見られる良い時代だと思うが、特にここ最近は一部での需要を反映してなのかどうか知らないが、日本製動画の下にも中国語で字幕がついていることが多い。気になった表現、面白いと思った表現をいくつか書いとく。なお、大学の第二外国語を中国語にしていた程度の知識でしかない。それでも結構楽しめるなあ、という印象である。第二外国語選択は大事だ。
気持ちいい、という意味らしい。非常によく見る表現。何か相手方にいい感じで触ってもらった際に漏れる言葉として使われたりする。話はずれるが、凸版印刷がやってる折り込みチラシ比較閲覧サイトに「シュフー」というサービスがあるのだが、「舒服」の発音もシュフーなので、大丈夫なんかいなとは思う。
これもよく見る。日本語とは意味が違っていて、「さわやか」ではなく、前項と同じく「気持ちがよい」という意味のようである。
いってください、いきましょう、もうすこしですよ、というシチュエーションで使用されているように思う。「去了」という場合は、「いきました」という意味になる。「去」と言うのは、中国語では「行く」という意味なので、これは日本語と同じで面白い。話はずれるが、金管楽器のチューバと発音が似てると思う。
と思えば、ほぼ同じ状況で「来」が使われていることもある。去と来の使用頻度や使われ方の違いはよく分からない。こちらは言うまでもなく、英語と似たような表現である。
これもよく見る。スティック状のアレに対する叙述表現かと思ったが、どうもそうではないらしい。「とてもよいです」という訳のようである。「好」はveryで「棒」はgoodという形容詞のようだ。
これは日常会話でもよく使う表現で「ちょっと待ってください」という意味なのだが、こうした動画での「ちょっと待ってください」という状況でも同じように使えるらしいので興味深い。
同じく日常会話表現では「怎么了(どうでしょうか)?」という表現があるのだが、これも相手がどのように感じているのかを質問する疑問文として普通に使えるようである。