NHKでクラシック音楽(以下クラシック)の番組が放送されていたので、食事をしながらぼんやりと見ていた。私はクラシックをたまに聞くことはあるが、好みの曲はあるけどそれ以外の曲は皆同じに聞こえる、程度の浅さで楽しんでいる。つまりよくわかっていない。
NHKで放送されていたクラシックの番組は『クラシック音楽館「次世代の挑戦者たち」』で、次世代を担うであろう才能のある若手を特集していた。クラシック音痴の私は、若手が上手に演奏していてすごいのだろうなあとぼんやり見ていた。流れていた曲の良し悪しとか難易度とかはよくわからないけど、聞いていて不快ではないので食事をしたり薬を飲みながらなんとなく楽しんでいた。
ある若手ピアニストを紹介していたときだった。高校2年生のときにコンクールで挫折したが、その後大学で自分らしい表現を追求する楽しさを発見。翌年のコンクールで優勝した上で観客賞も受賞したという。
優勝したときの演奏のダイジェストが放送されたのだが、そのピアニストはノリノリで実に楽しそうに演奏していた。そのさまは終盤には顔にはっきりとした笑顔という形であらわれる。そして曲を終えた直後の満面の笑み。観衆が大喝采するなかで、礼をしながらやりきったという表情を浮かべるさま。
これはいい、とその時私は感じた。具体的に何がいいと感じたのかは、まだ言語化できないけれど。私にとって好ましく感じる何かが、今のこのシーンにありそうな気がする、と感じた。
それはもしかすると、自分らしさを追求して楽しくやり遂げることかもしれない。それはもしかすると、自分らしさを楽しく追求しながらどこかに向かっている人をサポートして一緒に喜びを分かち合いたいのかもしれない。それはもしかすると……なんだろうね。
ともかく、今回の気づきは迷宮に迷い込んでいる今の自分にとって、一筋の光になるのではないか、と思っている。まあ、脳が雰囲気に流されて勘違いをしただけかもしれないけれども。
うれしいです。
紹介してくれたものを参考にしながら、なんとなく同じような感覚の再来を探しつつ、一歩ずつ手探りで進んでみようと思う。無理のない程度で。
なげーよクソ
演奏家はパフォーマーだから芸人と同じよな。
鍛錬を積むと普通のクラシックを聴くだけでそれを感じとることができるようになるのだろうか クラシックは本当に分からない
まあ、音楽なんて所詮は好みってところがあるから、自分に合う合わないで考えた方がいいかも。クラシック音楽ファンの中でも「ベートーベン苦手」とか「バッハなんてどこがいいん...
増田はNHKの「空港ピアノ・駅ピアノ」の番組も好きだと思う
>>聞いていて不快ではないので食事をしたり薬を飲みながらなんとなく楽しんでいた。<< この薬が効いて感性になんらかの作用した可能性
オフトピだけどクラシック音楽を「クラシック」と呼ぶの、デタラメ和製英語が大手を振ってまかり通った昭和の仕草だよなw
たぶん日本語の「クラシック(音楽)」の語源というか由来は英語ではないと思うよ。