久々に実家に帰ったらACMA:GAMEっていう昔マガジンでやってたデスゲーム系漫画が置いてあって読み返してたのね。
主人公はクソデカ財閥の高校生社長でロジカルな思考と覚悟を武器に悪魔のゲームに参加していくって話。
で、主人公が勝ったら「ゲームについて知っていること」をギャンブラーから聞き出す。
ギャンブラーが勝ったら「主人公の財閥の利益全部花火にして毎年打ち上げる」って条件で勝負する。
で、主人公が負けるんよね。
えぇ!?って感じじゃん。
そこから主人公が「大事なのはここからだ」つって巻き返そうとするんだけど
それがまさかの「泣き落とし」なんだよね。
なんでやねーんじゃん。ロジカルマシーンじゃねぇのかよ。プランBないんかい。
それをギャンブラーは蹴るんだけど、勝負会場を財閥の社員が取り囲んで主人公にエールを送るのを見て
「うーん、これは奪えないでヤンスね」つって権利を放棄するの。
ハァ!?
なんじゃそりゃ!
そこをひっくり返しちゃったらもう何のために戦ったかわかんないじゃん!
全部茶番じゃん!
お互い大事なものを勝ち負けに賭けるってルールをひっくり返しちゃダメ。
仮にこれが「実はルールにはこんな抜け穴があってギャンブラーが勝ったと思ったけど勝ち条件を満たしてなくてひっくり返して主人公が勝ちました」ならまだ許せるけど、「負けました。相手が優しくて負けを払わなくてよくなりました」は違うじゃん。
勝ち負けのルールが変わるのは許せる。
野球だったら
「試合終了時点で相手より点を取っていれば勝ち」ってルールのゲームだと思ってたら
実は「5回まで試合を進めて試合成立させなきゃ負け」ってルールのゲームになっていた。
って話がONE OUTSって漫画にあったんだけど、そういうのはいい。
でも、試合で負けました、なんとかお願いしたら黒星なくなりましたは意味が分からんじゃん。
試合が成立したら、もともと決まっていたルール通りにコトが進行しないとわけがわからなくなるから本当にダメ。
もしくは事前に「勝負に負けてもノーペナになるかもわからんね」ってルールを提示しておいて。
最初からそう言ってくれてれば誰も真剣に勝負なんか見ないから。
そういうことだから。
その漫画は知らないけど、末期の打ち切りにあわせた展開だったのかな
全20巻くらいあるうちの4巻や
結構続いたのね 能力+知力を駆使したゲームって最近はより先鋭化しているから、その中で泣き落としってのは目立ったアラだな