歴代いろいろとストーリー展開的にこのヒロインターン不要だろと叩かれた漫画を見てきた。
作者が自己投影だったりはたまた性欲をそのまま表現してしまったり、理想の人物像を詰め込みすぎて異様なキャラになっていく。
最初は切れ者のように登場したが、徐々に何故そこにいるか分からないキャラになっていった。
作中で全員がお宝のありかを必死になって探すのにゴールデンカムイのヒロインと言ったらなんだ。最初から毛皮がほしいくらいで金塊に興味はなく、とくに理由もなく周囲から好かれ、後半はなんとなく絵的に可愛いからでいただけではないか。
戦闘させたら弱いし、この作品は恋愛メインじゃないのに恋愛脳に陥る始末だ。
しかも巨乳化した。巨乳は昨今問題なのに作者はどういうつもりだったんだろうか。
頭悪くないはずなのにキャラもそこの性的搾取には鈍感でカメラの前で服を脱いでしまう天然にしあげてしまった。
作者の寵愛を受けるのは結構だが、最終的に子供をたくさん作って結婚するエンドはいわゆる昭和世代のハッピーエンドであり、作者の古い価値観を表しているのではないだろうか?
唯一ヒロインとしていいところは毛深かったところだ。ヒロインには毛はいらない。そういう誤った価値観を是正し毛深いヒロインを広めたことは功績だと認めよう。