皆さんのブコメや反応を見ました。
うーん意外と? 線引きすればいいだけ、という反応が多いような気がして、ドライなんだな。って思いました。
あと、ミステリーやサスペンスを楽しむのと、現実の殺人はダメなのと同じとかという意見には違和感しかなかったです。
小説はフィクションだから。モデルになるような事件はあったかもしれないけど、小説の中で死んだ人は現実には存在しないですよね。
フィクションと現実の区別がついていないという意見もありましたが、史実に基づいた話のことについて書いたつもりだったので、それも違うなと思います。
内心の問題。そうですよね。
自分の中の矛盾は、歴史モノは本当は殺された人がいるにも関わらず、
その人達を「あえて見ない」ことにし、登場する英雄たちの行動や勝利、あるいは敗北でさえ娯楽として、消費してしまったことにあると思います。
日本で人気のある武将では織田信長が1位になったりしますが、延暦寺の焼き討ちはシンプルに虐殺では...?と思います。
現在のウクライナ侵攻では、ほぼリアルタイムに被害にあった方々の声を聞き、破壊された街を見ることができます。
当然のように、戦争には反対します。被害者の方々に同情します。
であるならば、歴史モノに対しても、そうであるべきだったと思います。
当時も多くの被害者がいただろうけど、その人達の声が聞こえてくることはありません。
美味しいところだけを食べ捨ててしまった。という罪悪感。
結局、同情できる僕ちゃんアピでしかない