やっぱり、子供を産んで会社を休んでも、そうでない人と同じペースで出世させろというのは無理があるって思うんだよなあ
流石に妊娠出産で仕事を辞めさせられるのは酷いというか、それまでの育成コスト投げ捨てるようなもので勿体無いなと思うけど、では職場に年単位で穴を開けても、その間もずっと働く人と同じに出世できるとしたら、それは妊娠出産をしない男、そして同じく独身や不妊の女、どっちからも不満が出ると思うんだよ。
それじゃ子供に恵まれない人はどうするのか?そう言う人も、好きなタイミングで長期に休んでも良いということ?意地の悪いことを言うが、「あの人が休暇に入ったせいでこちらも仕事がいっぱいになって大変なので、私も休暇とります。他の方でなんとかしてください」となっても良い、ということ?
子供が産みやすくなる社会って本当にそれなのか?ってすごく思うんだが。
前の、医者は男が多くなるように医学部で合格させるというのは不当な差別と言われていた話も、あなたの子供が高熱が出て病院に駆け込んだら、今日は○○先生はお子さんの急病で帰宅されましたので、閉院しました。他所に行かれてくださいと言われてもそうかあ、仕方ないなあと諦めがつく、ということなの?
こういう主張を聞くとつい、それで不当な苦労がかかる人のことはどう考えてるの?と思ってしまい、モヤモヤしてしまう。あなたの思い通りの社会は誰かの不幸の上に成り立つけれど、あなたがその不幸になる側になるとしても、同じ話ができるの?と言いたくなる。
例えば上記の全ては余剰人員を常に用意することで解決するけれど、そのためにはすべてのサービスや品物の価格は上がることになる。人件費が倍かかるんだからそりゃあそうだ。でも、そういう値上げのこと、企業や国の努力が足りないとみんな叩くじゃん。お金も労力も提供しないが幸福だけ欲しいなんてアホくさ、と思って、いつもこの手の話題すごくモヤモヤする。主張する側の人ってどういう考えなの。