2021-10-30

皇室人権問題は、ジェンダーとは関係がない

皇族不自由さを「気の毒」と思うなら解決策は一つ 「天皇制人権河西秀哉木村草太が語る https://dot.asahi.com/aera/2021102700056.html

記事だと思ったが、現上皇お気持ち表明にて「退位の意思」を示した件については、突っ込みが甘い。

天皇高齢公務執行が難しいのであれば、公務自体を減らすなり、摂政を立てて代行としたりすることが十分可能だった。

なぜそうしなかったのか、それは天皇本人による公務継続けが天皇権威」を維持するために必要だということを、明仁氏がよく理解しているからだ。

上皇意思表明は、明らかに天皇権威維持を目的としたものだ。

これがさらに難しいのは、その目的がおそらく明仁個人欲望とは無関係である所だ。

彼は心から天皇という制度日本国にとって不可欠な存在である認識しており、その為に我が身を差し出している。

これを真っ向から否定するのはほとんど不可能だ。

からこそ天皇制問題なのだ

日本国の中心に、個人欲望存在しない空白の地点が常に存在する。

先代の裕仁氏も、時代時代なら明仁氏同様に振る舞うことが可能だったろう。

逆に明仁氏は、時代翻弄された先代を見て、天皇制純化に努めたと言える。

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