2021-10-24

人口変換チキンレース

結局のところ経済発展ってのは、出生率を生贄に捧げてGDP召喚高齢化がのっぴきならなくなるまで、GDPを増やし続けることができるぜ!と言うだけで、どこの国も変わらない気がする。

政策がまずいってのは変換の効率が悪いまま出生率がクソってしまブラジルみたいな国とかのことで、どんなに素晴らしい政治をやっても経済発展出生率を変換する(=田舎平和暮らしていた人々を物欲漬けにして、子供産めなくなるまで会社でこき使う)という行為からは逃れられないのでは…?

韓国とか台湾とかシンガポールは変換チキンレースに失敗して、変換率を高めすぎてしまった結果、三星とかTSMC誕生と引き換えに出生率がもはや完全に手遅れになってしまった。

日本先行者利益だけど意外と変換率としていい線いってる気がする。多分世の中を完全実力主義にすると一般人精神仕事破壊されてヤバい少子化になってしまう。日本はまだ定年まで保護的にやってるから出生率がマシなんだと思う。その代償として日本企業は国際戦でキツいわけだけど。

中国はまだ変換できる田舎の人が何億人もいるので強い。インドポテンシャルは高いけど変換効率がどうなるか分からない。そしてアメリカ少子化しても無限移民を吸収して人口回復できるので反則級に強い。

そう考えると結局最終的にはアメリカ最強か。アメリカ帰化する中国はいっぱいいるけど、その逆はほとんどいないだろうし。日本出生率が今の値をキープできれば案外アメリカ以外はチキンレースしくじって自滅するかもよ。

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