2021-10-03

理想の世界

・なんの義務もない

 毎日24時間全部自分の好きなことをできる

・なんの責任もない

 どこの誰がどうなろうと、俺には一切関係がない

・なんの心配もない

 体調は常に万全で、心配するべき他人なんかもいない

孤独を感じない

 急にどうしようもなく寂しくなったりしない

楽しいことが常にある

 美味しい食べ物だったり、快適な場所だったり、いい眺めだったり、楽しみな創作物だったり、そういうものが常にある

・開放感がある

 広い空間自分はいて、行こうと思えばどこにでも行けるのだと思える

焦燥感がない

 こんなんでいいのか?なんて思わず、これでいいんだと心から思える

 

毎晩、あした目が覚めたら理想の世界にいないかなあ、と思っている

あるいは、もっとシンプル死ぬんでもいい

死んだらあらゆるマイナス要素はなくなるし、プラス要素のなさに不満を覚えることもない

実質的に俺の理想は叶えられるってことだ

死ぬのがすごく楽しみだ

死ぬのが夢だ

じゃあそもそもなんで生まれないといけなかったんだ

今やってるこのプロセス、まるっと全部いらないじゃん

まれなかったら最初からゴールだったじゃん

まれたくなかったなあ!

でも俺、子供作らない・作れないこと確定の年齢まで来たから、なんというか、俺の子供(仮)の立場に立ってみりゃあ、ゴールさせてやれてんだな

人生全部スキップして、いきなり理想の世界プレゼントできてるのかも

そう思うと、結構悪くない

俺がもっとイケてる人間に生まれて、子供を作ったりしてて、でもその子供が俺みたいな奴だった場合そいつは俺がいま感じてるような苦しみを感じてたに違いない

はいま苦しんでるけど、苦しむ俺の子はいないわけだ

俺は子孫みんなを救った英雄なのかも?

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