2021-09-05

1960年代イギリス経済的繁栄を迎え、豊かな社会を背景にして音楽映画ファッション文学、様々な大衆文化も大いに盛り上がった

しかし一方で繁栄はしているもの経済成長に陰りが見え始め、敗戦国であるドイツ日本経済発展で追い抜かれつつある気配も漂い始めた

その時期にイギリスではイギリスの何が間違っているのか?とイギリス病を主題にした論考が数多く発表された

その典型的な論旨はこうだ

オックスフォードケンブリッジ代表される名門大学出のエリートが人脈を使って権力を独占し

旧態然として保守的な彼らエリート層が最新の科学技術についていくことができず、有能な人材排斥するから

これ、どっかで聞いたことある

そう今の日本社会経済批判する時のテンプレそっくりなんだよ!

つの時代人間は思いつきのあっさい思考社会批判をやろうとすると、同じような事を言ってしまうし、

この手の批判はいつの時代のどんな場所でもそれらしく聞こえるため、逆説的にその社会問題とは無関係に成立してしまうということですなあ

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