これは病気だと考えたこともあるがうつ病等精神病の診断基準には到底当てはまらず、思春期だからと言う結論に至った。
だが思春期に効く薬はない。規則正しい生活をしろと書いてある。そうしたらこの苦しみは消えてくれるのか、睡眠だけは得意分野だったので毎日日付が変わる前には入眠した。
特になにも変わらなかった。
関係ない話だが、親にも数少ない友人にも相談せずtwitterに垂れ流し、本当に精神を病むと人はどういう思考になるのか興味を持ち観察していたら悪化したのでそれはやめた。
地を這うような気分で数年、ただ生きて過ごした。
日常生活に支障が出る程では無いので大袈裟かもしれないが、気分的にはそうだった。
気分が沈んでもやり始めさえすればなんとかなってしまう。なんとかなってしまうなら病気ではないのだ。
死のうと思ったとして本当に死ななければ、死を企て実行にうつさなければそれは「誰でも少しは考えること」であって正常の範囲内なのだ。
なおこれは全て自分に対する思考であって他人に向けたものではない。
およそ思春期であろうと思われる時期を過ぎた辺りで少しずつ死にたいと思う頻度は減った。
代わりに死んでしまえという声が聞こえるようになった。
自己肯定感とやらが足りていないらしい。ごく普通の親を持ち、いじめ等もなく平凡な学校生活を送ってきたはずだ。
まあそれはどうでもいいとして、日々をやり過ごしているうちにわかったことがある。
気圧がどうの変わり目がどうの、そういったものは噂には聞いていたが、なるほどその通りで驚いた。