事務連絡 令和3年8月3日
各 都道府県/各保健所設置市/特別区 衛生主管部(局) 御中
(要点)
○入院治療は、重症患者や、中等症以下の患者の中で特に重症化リスクの高い者に重点化することも可能であること。
その際、宿泊・自宅療養の患者等の症状悪化に備え、空床を確保すること。
○入院させる必要がある患者以外は、自宅療養を基本とし、家庭内感染の恐れや自宅療養ができない事情等がある場合に宿泊療養を活用すること。
○地域の医師会等との連携や外部委託を含め、自宅療養者への健康観察を更に強化し、症状悪化の際は速やかに入院できる体制を確保すること。
その際、HER-SYS を改善し導入した、スマートフォンでの健康管理・IVR(自動音声応答システム)を活用した自動電話等の機能も活用しつつ健康管理を推進すること。
おそらくこれは、○の1つ目の第2項が肝なんだろう。
空床を確保したい。そりゃそうだ。
つまり、すでに入院療養が必要な患者が入院できていない状況に鑑み、
入院患者の中で、現行の基準では退院させられないものの、重症化リスクが低いと医療従事者が判断した患者について、自宅療養を可能にするということ。