マジメにコツコツやれば人生なんとかなるという時代はもうない。
親から血筋、才能、勝利を受け継いだものだけがおいしい思いができる。
現代の若者は学校や職場に失望して転売で小銭を稼ぐくらいしかやることがないわけだ。
転売することで、負け組が「特権でおいしい思いしてる勝ち組」を疑似体験してるだけ。
もし仮に転売を百年続けたところで絶対に逆転なんかできっこない。
「おいしい話はどこにもない」とはじめからネタバレ食らって生きるのがデジタルネイティブだ。
異世界転生するか、転売するか、それぐらいしか人生逆転できる希望がない。
そして転売はびこる現代社会をリアルタイムで生きてなお「転売絶許」くらいの感想しか抱けないのが転売叩きだ。
閉塞感まみれの日本の現状を目の当たりにしてなおコピペのお説教をすることしかできない。
言ってしまえば目に見えるものしか見えない世界に生きているわけだ。
なに食って育てばここまで人の心をなくすことができるのか?
人身事故で足止めを食らって「迷惑だから一人で死ね」とか言うやつと同質のメンタリティだ。
自分のための電車が止まった、という目に入る事実だけが大事なんだ。
そんな心無い生き物が、愛好家などと名乗る滑稽さ。
貧しい感性で愛とか、好きとか、語る資格があると思い込んでる。
愛好家なんて言ったところで、所詮は勝ち組に与えられる価値観に乗っかるだけ。
レディメイドの、幸福になれるグッズを手に入れて幸福になるだけ。
グッズを手に入れて幸福になるか、グッズを手に入れられず幸福になれないか、の二者択一。
本来得られるはずの幸福が、転売屋のせいで不当に奪われているとでもいったところか。
おまえたちに奪われるものなんかなにもない。
ズレもクソも叩く理由なんて俺が不快だから・許容できないから以外にあるわけねぇだろ。不倫叩きと一緒だよ。