先日、駅前で山本太郎本人(とそこの選挙区の候補者)の街頭演説に出くわしたので拝聴していた。隙あらば質問してやろうと思っていたが、予定が押していたらしく演説が終わるとサッサと写真撮影に移行してしまっていた。
聴衆は(ボランティア含めて)20名程度が固定客で、遠巻きに立ち見が増減するくらいであった。だいたい、2時間近い演説を通しで見るのは100%支持する人か、自分のような100%支持しない人くらいではないだろうか。ストゼロ飲みながら聴いてたおっちゃんはいた。
内容は要約すると「毎年200兆円国債発行して社会保険料も光熱費もチャラにすれば穏やかなインフレで全てうまくいく」というもので、ときたま政権や経団連の批判は入るが拍手もコールアンドレスポンスも薄い内容だった。途中で地元候補者の演説が挟まるのだが、毎回同じ内容なので正直飽きてくる。まあネット中継もなかったし対して力を入れるものでもなかったのかもしれない。省エネ運転、なめられてるな?
政治家の演説を通しで聞いた経験があまりなく、覚えているのは地元トークでおばさまの心をつかむ小泉進次郎の若かりし頃くらいなので比較もアレだが、政権批判とか積極財政とかでフックした人が熱心に聞くものなのかもしれない。しかしまーこれ2年前の資料だよなーとか都知事選や大阪都構想の方が力入ってたよなーとかでぼーっと見てしまったため、終わってみればなんか普通だなと感じた。
ともあれ、肌寒い中40代政治系YouTuberおじさんの話を2時間近く聞く羽目になり、大いに時間を無駄にしたと反省している。