長期の出張から職場に帰ったら、課内での喧嘩が勃発していました。
昨年から再任用となりました。元は支部長をするくらい偉いでした。悪い人ではないのだろうと思うですが、口の悪い人で、少々嫌味っぽいことを言ってしまう人です。
今年から最年長ということで、「チーフ」という職名で、部課長との間に立ち、僕らをまとめています。しかし、チーフとしての職務内容がハッキリしていなく、部課長からの急な問い合わせへの対応や、トラブル対応が多く、忙しすぎるせいか、少々困ったことになっています。
具体的には、言うことを忘れてしまう、言ったことを忘れてしまう、前回と180度真逆のことを言ってしまう、かなり大きな怒声で言ってしまう、単語だけを言って詳細を言い忘れてしまう、既存のマニュアルを無視したその場をしのぐ回答をしてしまう、どこかへ行方をくらませてしまう、などなど。
ある日も、「コピー!」とだけ言ってどこかへ言ってしまい、何をコピーするのか、何部コピーするのか、ステープル留めするのか等の詳細を伝え忘れてしまいます。事務職員さん達が萎縮してしまい、職場に不穏な空気が流れています。最年長ということもあって、同僚諸氏は遠慮して注意をすることができません。
その方は、自信がありそうに見えて劣等感が強い傾向があります。会話中に同僚から反論されると、優劣が逆転したかのように感じることが多いようです。劣勢に立ったと感じたチーフは、強いエネルギーを使って、劣勢を立て直そうとします。意見がぶつかり合うと、チーフは常に優勢を保とうとして、感情的な反論や尤もらしいけれども本指摘には解決には繋がらない意見を述べ、議論は堂々巡りをします。この堂々巡りは、きりがないので、「始めない(チーフを刺激しない)」「早々に降りる」を心がけるようにしています。また、腑に落ちない同僚には、牧野、物腰の柔らかな女性職員が声がけをして回ってくれていました。
それぞれの分担もあるため、女性職員さんのケアする手が回らなくなっていました。僕の出張に行っている間に、我慢の限度を過ぎたのか、攻撃的に接し返す同僚の1人が一戦交えたそうで、「不穏な空気」が発生していました。
こういうのって大体更年期か認知症の初期症状らしいな