子供の頃から絵が下手で、中学三年間は課題が完成しないとか、テストの配点の半分が実技だったりとかで、他の科目は五段階でいつも4〜5取れてるのに美術だけ常に2みたいな感じだった
特にクロッキーとかデッサンとか風景画とか、立体を絵にするタイプの絵は何から手をつけたら良いのかわからなくて目印の十字とかを描いたとこで手が止まる感じ
アニメや漫画の平面的な絵をそっくりそのまま写して描くとか、写真に撮られた動植物を同じように紙に写して描くとかはできるから2Dから2Dは多少できるんだと思うけど、アレンジしたりとかは一切できない
大袈裟に例えると、正面向いてにっこり眉毛に黒豆の目のアンパンマンは見本があれば描けるけど、それを少し変えて目もにっこりにしようとするとバランスがおかしくてアンパンマンじゃなくなる、みたいな感じ
これも、風景写真になってくると目で見てる時と同じように、何をどうしたら絵にできるのかわからない
レタリング?カリグラフィ?の単元だけはすごい楽しかったし、美術以外だと習字も苦手だったんだけど、明朝体というフォント知ってからは多少見られる字が書けるようになった気がする
図録に載ってた植物わ元にしたスクラッチアートとか、独自にパターン模様を作るっていう課題も一応完成した記憶あるし、後者のやつはしばらくハマって家でもやってたから、デザインとかそういうのは好きなんだと思う
今の仕事上でデザイン能力が必要になることはないし、せいぜいか資料の配色や配置バランスくらいだけどそこは苦手意識もない
それでも絵が描けないのがこの歳になっても地味にコンプレックスで時々思い出してはなんて私は絵が下手なんだろうって思う
絵が下手、って検索すると出てくる「発達障害の特徴の一つとして空間把握能力が低い」とか「発達性協調運動障害」とか、なるほど当てはまる…と思う部分もなくは無いけど、美術の授業のある学生時代ならまだしも、今のところ生活上で困ってるわけじゃないし、飲んだら絵が上手くなる薬が貰えるわけでもないしな
今から習って直るもんなのかこれ
習うとして何をどこで習えば良いんだろ
ネットのカスどもって絵が描けることをなによりも最高のスキルであり真理へと到達するための道みたいに勘違いしてるわ