2020-12-10

聞きかじりリ●ルート絵本読み聞かせ

兄がリ●ルートに勤めていた。

兄は働く様を私によく聞かせてくれたので、

社会に出るのが怖くなったのを覚えてる。

「お前はどうしたいの?」とか初受注のセレモニー、どんな人達が働いているか、社内の伝説的な人達逸話

 

そんな兄も今はリ●ルートを退社し、

人達会社を興し楽しそうに働いている。

所帯を持ち、子供も産まれた。

今3歳だ。

 

私は毎週土曜日

その3歳児にGoogle Meetで絵本読み聞かせている。

お話の間、義姉はモニターの隅に映るソファで死んだように寝ている。

育児疲弊している義姉の休息にも役立ってると思う。

 

Kindleを開き、画面共有で絵本見せながら読み聞かせている。

意外とちゃん読み聞かせられる。

兄家に配慮しつつ、ラインナップや話し方を工夫している。

 

私の読み聞かせ経験はこの子が初めてだが、

言われなくても分かる。

私自身、散々、兄に話し聞かされてきたのだから

 

 

私「(見開き絵ドン)わぁ、ズングリとムックリが大きなフライパンホットケーキを作ってるよ〜(状況説明フォロー)。誰のためだったかなー?(状況把握の確認)」

甥「おばあちゃん!」

私「そうだねー!どうして、おばあちゃんに作ってあげてるのかなー?(状況把握の確認2)」

甥「誕生日から!」

私「そうそう。美味しくできるといいねー。じゃあ、ホットケーキ出来たらどうするかな?(想定する次工程確認)」

甥「おばあちゃん家に持っていく!」

私「そうだねー(次ページ開く)。〈絵本部分を読む〉大変だ! 道の真ん中でお腹が空いてクマさん泣いてるんだって! ズングリとムックリも、心配してるね〜。甥ちゃんだったらどうする?(お前はどうしたいの?的主体性への問いかけ)」

甥「ホットケーキあげる!」

私「本当に?おばあちゃんへのホットケーキがなくなっちゃうのに?(それ、本当にお前はやりたいの?的主体性への問いかけ)」 

甥「やる!」

私「分かった。よし、じゃあ、ちなみにズングリとムックリはどうしたのか続きを見てみよう!(次ページを開く)」

 

 

毎週、甥は絵本読み聞かせを楽しんでくれている。

この時間だけはトミカシンカリオンおもちゃも手放し、モニター越しの話に集中している。

兄が私に話し聞かせ、私が甥に絵本を通して読み聞かせる。

リ●ルートスピリットは受け継がれていく。

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