こいつ面倒くさそうだなという感じを出しておくと、余計なトラブルに巻き込まれなくて済む。
ただし、プライベートでもそうだと人から敬遠されてしまうので、その辺のオンオフは大事。
子育て中に金髪にしたりパンクな格好をしたり入れ墨を見えるように入れたりするとジジババから絡まれなくなるのは、怖いからではなくて面倒くさそうだから。
この違いはとても重要。
なぜかというと怖い存在はさらに怖い存在から目をつけられやすく、また、偽善からの標的になりやすくむしろ余計なトラブルに巻き込まれやすくなる。
面倒くさいは、面倒くさい存在からしても面倒くさいことを理解しているから基本的にアンタッチャブルな存在になれる。
よほどリターンが見合った時以外、面倒くさい相手は相手をしたくない。
もちろん男でも一緒。
例えばちょっと揉めた時、凄んでくるヤツは割と楽勝。
凄むということ自体が最大の弱点になるから。今の世の中、暴力は強くない。
それよりも面倒くさそうなヤツのほうが、時間や労力に対してリターンが割に合わないから揉めたくなくなる。
まずは見た目。
次に口調や話す内容。
所属している団体とかも関わってくる。例えばチンピラが嫌なのは、そいつ自身の存在よりもバックにある組織の存在が面倒くさいから。
弱くてちょろいが一番最悪。カモがネギ背負って歩いてるのと同じ。
弱いけど割と面倒くさそうは、強いだけより強いよ。