千と千尋を抜かそうと、映画館に何度も足を運ぶファンが全国に見られる。
鬼滅とAKBって似ているなあと思う。
特定の熱狂的なファンをどれだけ味方にするか、というのが商業的に大成功している理由だと思う。
この前フジテレビで放送した鬼滅の新作ではないとは言え視聴率15%くらい。
視聴率は上々とは言えるが、測定方法によっては得意不得意があるようだ。
より多くの熱狂的なファンを集めたコンテンツとして後世に語り継がれる。
そう考えると、好きな人もいれば興味の無い人も一定数いるんだから、好きじゃ無いからと言って流行りに取り残されてるってほどでも無いのかなと思う。
自分も子供だったら鬼滅の刃を見て興奮していたと思うのだが、大人となった今では友情・努力・勝利の物語を見るとちょっと暑苦しいと思ってしまうのが本音である。
私が子供の頃に見たことのあるアニメ等よりは面白いのは間違いないだろう。
AKBについても然り。結局これはアイドル全般だけれども、悲しいかな男子中高生でも無いし、もはや惹かれない。
枯れる時期と懐事情がうまくマッチしないと商業的に良い客とはならない。
鬼滅は映画の興行収入、AKBはCDの売り上げという側面で見ると大成功している。
映画やCDは終わりかけている業界だけど、金を稼ぐシステムとしては優秀なので、ファンの集め方に成功すればまだまだ現役だな。