2020-10-02

空っぽオタク独り言

空っぽオタク人生を歩んできた。 

はいわゆるイナゴオタクで、「本命ジャンル」が存在しない。ほとんどのジャンル半年続けばいいほうで、友達から布教されたジャンルツイッターでみんなが騒いでいるジャンルに移動する。8年間のうち、最初ハマっていたジャンル漫画アニメだったのが、ここ数年は大体ソシャゲになっていた。ソシャゲの中で一番長く続いているものは5年ぐらい。それでもさほど真面目にやっているわけではないのでとても弱い。最近また出戻ったものもあるが、運営への不満が続いたりして結局は長くなさそうだ。すぐに他のジャンルに移動してしまうからSNSでの交流二次創作もろくにできない。「このジャンル活動しよう」と思って作ったアカウントも、ただのガチャ自慢のスクショで埋まっていくのが空しい。

みんな、どんなに流行ジャンルで騒いでても本命ジャンル存在していて、そのジャンル実家みたいなものなんだろう。自分が初めてオタクになった時の作品とか、すごく思い入れのある作品ジャンルがあるのがひどくうらやましい。私は昔好きだったジャンル情報なんて、TLに流れてきても無視してしまう。だから当然、周りにも私がイナゴだということはバレている。私、みんなにどうしようもないイナゴオタクって思われてるんだろうな。もちろん、自分の興味の赴くままジャンル渡り歩いて、楽しそうに活動している人もいる。でも私はそうじゃない。周りばかり気にして流行ジャンルに手を出して、移動した後も周りにどう思われているかなんて気にした挙句pixiv作品を削除したりする。人の視線を気にするくせにジャンルを移動し続ける奴だ。なんてかっこ悪いんだろうと思う。

私とほかのみんな、何が違うのか。どうして私は、「○○が一番好き!私の実家ジャンル!!」って言えないんだろう。こんなに簡単ジャンルを移動してしまうんだから、そんなに好きじゃなかったんじゃないかって思ってしまう。すごく好きだったはずなのに。素晴らしい作品だったのに。今好きなジャンルも、いつか興味がなくなってしまうのが怖い。いや、怖くないからこれまでたくさんのジャンル渡り歩いてきたのか。

私のオタク人生は本当に空っぽで、情けない。

  • 別に楽しければなんでもええんでないの。 一つの作品に固執し続けるほうがおかしい気がするけどねえ

  • ほとんどのオタクはこれなんだから、自分が理想通りで素晴らしくて唯一無二の存在だと思うのやめなよ。

  • オタクをやめるという選択肢もある。

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