■anond:20200913103751

まず身体がでかい(ことが多い)。

白人も比較的そうだが、比較的こじんまりした黄色人種にとっては威圧感があるというのはわからないではない。

次に程度の差は結構あるが、肌が黒い。

これを恐いと思うかは人それぞれかと。(松崎しげるが恐いだろうか？私は別に恐くはないが。)

DMMやDLsiteのエロ同人作品の中には黒人をいわゆる『竿役』として起用したものも結構あるように見受けられるが、上記に挙げたような日本人にとっての『恐さ』が理由なのだとしたら、控えるべきかな、と思わなくもない。

最後にアメリカのBLMに端を発した黒人差別に抗議するデモ。本邦でもいくつか行われたが、これには個人的に少し違和感を感じた。

アメリカの警官による黒人暴行は確かに酷い。死ぬまで膝で首を押さえつけるとか、痛々しくてちょっと見ていられない。

ただ、これらのデモは黒人を一方的な被害者としか捉えていないのが気になった。アメリカには黒人差別は確かにあるのだろう。本邦にも形は違うが、黒人に対しての差別はあると思う。(もちろん黒人だけではなく日本人以外の人間に対しての差別がある。)

しかし世界的に見れば、黄色人種のヒエラルキーは黒人より下ではないのか？ 黒人が差別する側でもあるというある種当然の視点が無いのが気になったのだ。

のみならず日本人が「黒人差別をやめよう」と軽々しく声を上げることは(日本国内の話ならまだわかるが黒人に限る意味はない)、自身は差別する側であってされる側ではないんだという無根拠な思い込み、もっと言えば優越感に基づいている様に思える。それこそ差別心の裏返しではないのか？

見えやすい差別に抗議の声を上げるのは簡単だ。だけど自分に差別的な(例え無意識であれ)言動や思いが本当に無いのか。あるいは自分は差別される側ではないのか。吟味してからでも遅くはないと思うのだが。

Permalink | 記事への反応(1) | 11:19

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