相手はクラスのカースト上位の男子。って言っても、顔もブサイクだしサッカーやってるのと話しが上手いので、なんとなく上位の輪にいたっぽい。席が隣になるまで存在すら認識してなかった。
初めて話した時、気軽に話しかけてくれて嬉しかった。内容は、いかにも私の気を惹きそうな、今で言う恋愛工学?っぽい内容なんだけど。でもチョロい私はすぐひっかかった。彼は少し意地悪で、マシンガントーク気味の私をよくからかった。でもなんだかんだで優しいって言うか、すごく気を遣える男子だった。そんなとこが大好きだった。
案の定、彼は学年で1.2を争うレベルでモテた。よく女子から告白されていた。でもまだ恋愛のれの字も興味ない年頃だった彼は、自分に好意を持ってくる女子を嫌っていた。だから私は彼に好意を気づかれないように、でもノリ良く絡んでいた。小学生の頃は、自分の中で1番中良かったの男子は彼だし、彼にとっても一番とは言わなくても、上位数名に入るくらい仲良かった女子だったと思う。
転機は中学生の頃。思春期のこの時期、彼は少し悪ガキになって、私はからの仲間から軽い虐めを受けた。彼からも一回からかわれた。私はショックだったけど、それでも彼の事が好きだった。
結局、中学時代殆ど彼と話してない。一回、好きな作家が一緒!って話しかけられた。あと、辞書でわからない単語を一緒に調べた。嬉しかったな。
高校生になり、私は女子校、彼は県で一番イケてる高校に入った。彼はその学校で、可愛くて明るそうな子と付き合ったみたい。後から知ったんだけど。多分。私といえば、一回後輩と付き合ったけど、すぐ別れた。
接点はめっきりなくなった。でも彼はTwitterをやり始めたので、なんとなく追っていた。フォローはとてもじゃないけどできなかった。今思えばネトスト気味だし気持ち悪い。
Twitterに鍵をかけたのが去年初め。あー!私の楽しみがー!(きもい)
それでも曲げない私は、彼の友人のTwitterをあさってた。
でもこんな事もうやめたい。
どうあがいたってからと付き合うことはできない。
新しい一歩を踏み出したい。
もう彼の事は忘れよう。まじ彼の名前を検索にかけるのやめよう。ほんと。きもいから。でもこれが最後、と言い聞かせながら彼の友人のTwitterをあさってましたらね。
彼が友人とゲーム実況をやってる事を知り、久しぶりに彼の声を聞いちゃったら泣けてきた、そんなメンヘラクズ女の話でした。忘れてぇよ。
敗れた恋は新しい恋で癒せ まずはオシャレしてメス度を上げてイケイケ感を出そう
👆●アイスの実でも食べて元気出して。