片付け、物を捨てることを迫られる状況下にいる。
「もっと減らせ、物を持つな置くな。」
ふと気づいたら、小学生の時に、古本屋をめぐって一生懸命集めた大事な本を手放していた。
自分が大学への進路を決めたような重要な本だったのに。(直接ではないが、間接的にはそうだ)
本棚がスッキリするだろうということで、家族にあおられまくった結果がこれだ
なにやってんだろう。と今になって呆然とした
確かに最終決断したのは自分で自己責任だが、あおられたらまともな判断が出来なくなるんだな、とも今となっては思える。
あの本を捨てた、それが数ヶ月前。
その後、片付ける気力が失われた。
やたら眠い。休日も動けない、平日はフルで仕事、しかもコロナのせいで出勤者は少ない。在宅のやつの尻拭いもしないとならない。
疲れが酷かった。
それでも鞭打つように「なぜもっと早く片付けないんだ」と、家族からあおられる
かたづけた。
大学の時につきあっていた人との手紙も刻んだ。捨てた。当時の自分が嫌な人間にみえて未熟さがいやだなと、捨てた。
自分で仕分けて捨てて、いつまでももっているわけにいかないから、という理由ですてていっているが、こんなことしていくと本当に心が死ぬ。
けれどそれを一旦捨ててしまったら
本当に
もう
二度と手にすることは
絶対に
出来ない
それなのに、捨てなきゃいけないの?
俺の居場所どこにもないわけ?
「ねーよ」
という書き込みがくることを期待する
こんなに片付けてももっと減らせって、俺いらなくない?
「いらねーよ」
って言われるんだと思う
俺に消えろといっているんだろうな