だから彼氏ができないことに悩むことはあれど、「LGBT」当事者からよく聞く「自分はおかしいのではないかと悩む」という声に共感できないでいる。
周りと違って特別であることを好む性格が幸いしたのかもしれない。
周りには積極的に公言することはないが必死に隠しているわけでもないので、そこまで生きづらくもない。
彼には自分がホモであることを言っているし、好意もふんわり伝えたことがある。向こうがそれに気づいているかは別にして。
彼の椅子を占領していたのは私なので、友達同士ならまあ普通のじゃれ合いだろう。多分。
こっちがホモだと知った上でそういうことを普通にしてくる彼に感謝すればいいのか戸惑えばいいのかわからないが、今回は置いておこう。
濡れていた。
具体的に言うと、先っぽから粘度のある液体が少量だが出ていたのだ。
私はそのことに割とショックを受けていた。
自分が男が好きで、男に欲情することなんて今に始まったことではないにも関わらず。
私はこれまで「ホモであること」を精神的な世界で完結させていたのではないか。
あるいは、これまでは能動的にしか「ホモであっ」ていなかったのではないか。(例えば夜のビデオ選びとか)
体がどうしようもなくホモであることを今日初めて受動的に実感したとしたら、このショックも理解できないこともない。
つまり、これまでの私はホモであると同時に「ファッションホモ」だったのである。
ウケる。
学生? いい青春を送れるといいな
学生。 ありがとう、がんばる。