歴史的に見ても、現在の核家族化になったのはつい最近の一時期の事で、その一時の、皆が豊かだった頃の価値観をまだ引きずってる日本社会がおかしい。
経済的に見ても、現在の状況というのは「年寄りが金を持っていて、若い世代が金を持っていない(断絶してる)」というより、
「親が金を持っていて、子供は貧乏(一家あたりの金は多い)」な状況。
親が子の金を吸い取っている状況だ。大学進学率等々や一人当たりにかかる金額は30年前より上がっているのに、子の世代の収入は減っているのがそれを示している。
自分たちの身の回りを見ても、「若いけれど服装や教育はしっかり受けられている」という状況だろう。
子供が車等のぜいたく品を買わないというより、そもそも親が持っているので必要ないという場合が多い。
昔はそもそも、親が車が無いので若者が買う、買い与えるという状況だった。
同義的に見ても、今の状況は親が金を持ちすぎて、子から搾取している状態なのだから、子が親に金を無心してもおかしくない。子供は搾取されている状態だからだ。
親孝行というのも、現在の状況では不可能に近いので、親が子へ与えるのは当然だ。
「金が無い」「育てる人が居ない」というのは、実家に頼れば全て解決できる問題だ。
親が金が無く、子供も金がない。こういう人たちには政府の積極的な支援が必要だと思う。若者個人で見るのではなく、一家全体で収入を判断するべきなのだ。
「親に頼らず子育てしたい」なんてのは、確かに今の親の世代が作り上げた状況だとは言え、現状はただのワガママだろう。
だが金銭的支援、労力を出しているからと言って、親のいう事を一から聞く必要はない。先ほど言った通り、子供は搾取されている状態だからだ。