2019-04-21

残業学」って本読んで絶望してる

この本で言うところの仕事を抱え込んで残業してるリーダーです。

でも書いてあるような、「仕事に生きがいを感じてる」とか「家に帰りづらい」とか全然無くて、単純にタスクがあふれてるだけです。

とっとと帰りたいですが今日やるはずだった仕事を開始できるのがなぜか20時とかになっていたりするやつです。

なんか好きで残業してるみたいに書かれてて絶望した。(統計的には好きでやってる奴の方が多いのかもしれないですけど)

改善についてもいろいろ書いてあったんだけど、自分職場では出来る気がしないっていうか、空いた時間タスクが増えるだけっていうか、結果的に働く時間減らない未来しか見えない。

ただそれだけやって、生産性ってやつとかモチベーションってやつが(チームとして)高いかっていうとそうでもないと思っていて、メンバーも割と残業気味なんだけどもう疲れててうんざりしているからか、プロダクトの品質とかそういうことは割ととうでもよくなっててとにかく言われたぶんだけ作って終わらせたいからさっさとはっきり指示出せみたいなふうに思っているところがある気がする。それは仕方ないと思うし俺だってそう思う。(そんな環境で上の方は、品質が悪いとか能動的な組織がどうとかモチベーション上げてどうのとかしかわず現物見てあっちこっち駄目だししてくるからあーマジで現場分かる気ねえなって意味でも絶望してるんだけどそれはまた別の話)

残業の多いところは残業前提でスケジュールが組まれる(無意識のうちにロスタイムとして当てにしてる)し、現場主導だと業務に支障がでて詰められるだけだからやるモチベーションないし、そうなっていないところが改善されることの期待値は激低い。(可能性があるとしたら強力なトップダウン短期的な業務の混乱を許容した場合のみ)

まあなんで、あの本で読んで思ったのは今の環境改善することは絶望的で、最初からそういう方向を向いている組織ジョインとかするしかないんじゃないかってところです。

見分け方は簡単残業時間を見ればいい。(個人的には月10時間=1日30分程度は許容範囲かなあ)

  • よくわからんが本を読むのに無駄な時間を使ったことはわかった👍

    • 実践できない点では確かに無駄だが、無駄だということがわかったということについては無駄ではなかったのではなかろうか

  • isbn:9784334043865 これか 目次とレビューだけで内容が把握できて よい

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