2019-03-05

父親が死んだら棺桶を蹴りに行きたい。

父親が死んだら棺桶を蹴りに行きたい。

晩酌をしていた時に私がそう呟くと、

夫は「俺が父親だったらこんな娘に育てたくないな・・・」と苦笑いしていた。


けれども私もそれ相応の恨みがあって言っているのである

父親は私が9歳の時にW不倫したうえ、母のお腹にいた私の妹か弟になったであろう子どもを堕ろさせていた。

そして上記のことがあって精神的にかなり病んでしまった母と、

発達障害の妹(のちに警察沙汰を散々起こし、手帳持ちになる)を残して、不倫相手の元へ行ってしまったのである

私たち母娘はそれまで暮らしていた都心の広々としたマンションから中途半端ベッドタウンにある母の実家に住むことになった。

両親が元から共働きだったこと、母方の実家がそれなりに裕福であったこと、父から養育費を多少もらえていたこともあって、生活には困らなかった。

ありがたいことに大学まで通わせてもらった。その点は両親に感謝しなくてはいけないかもしれない。

それでも、父親タワーマンション不倫相手だった後妻と暮らしベンツを乗り回すという、自分たち暮らしていた時よりも羽振りのいい生活をしていた(しかもそれを娘に隠しもしない)ことに長年傷つけられていた。

パパは自分たち娘やママより後妻の女の方が大事だったんだな、と感じた。

たまに会うと「パパは君たち娘が大事から」なんて言うんだけども本当に薄っぺらい。


・・・とまあ、こんな鬱屈した感情を吐き出しても苦笑いしながら諭し、私を受け入れてくれる夫は本当に優しい。

こうやって増田に書き込めるくらいになったし、恨みも浄化されてきてるのかなあ。


けどやっぱり、父親が死んだら棺桶を蹴りに行きたい。

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