真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
いい質問だ。
例えば刺身に菊を乗せる仕事があるとして、それを機械にやらせれば効率が上がるだろう。
だが、本当に効率重視ならば、そもそも菊なんて乗せなければいいのである。
となると、菊を乗せる仕事の人と、その菊を作っている人の仕事がなくなるわけだ。
奪う、奪われるという関係性ではないわけだ。
機械がやるような仕事を人間がやる必要はないし、その逆も然りである。
もし機械に仕事が奪われる人が実際にいるならば、それはそういう仕事しかやっていない人間側の落ち度ということになる。
端的に言ってしまえば「適材適所」というやつだが、その原則を無視したときこそ本当の意味で“機械が仕事を奪う”時ともいえるな。
断っておくが、私が傭兵をやめたのは、機械に仕事を奪われたからではないぞ。
我々だって人間に同族意識は感じるが、哺乳類くらいの共通点しかないならほぼ別種族だろう。
グーフィはたくさんいる。
君の知っているグーフィは、いわば大衆向けのイメージキャラクター。