うだつの上がらないバイトから、就活必死に頑張って、どうにか正社員になった。
そこそこブラックな環境で、小学生が学校を卒業するくらいまでは働いた。
給与は一銭たりとも上がっていない。
それでやっと重い腰を上げるなんてバカみたいな話だが、今からでももっと給与のいい会社に行って、人生を変えたい。
そういうわけで初めて職務経歴書を書いてるんだが、なんだかんだで書くことが多くて驚いている。
いまの会社で給与が上がらない理由は、自分のうだつが上がらないから。
具体的なクリエイティブ職や営業職と違って、明確な数字での成績を残せていないから。
どれだけ頑張っても、それを証明できない。
どれだけ会社のために色々なシステムを改善しても、無視されるばかり。
自分はクズだ。死んだほうがいい。なんの成果も残せてないやつ。
正直、いまの恋人を見つけるまで、死んだほうが早いと思っていた。
でもだな、遺書を書こうと思ってる人。
職務経歴書、書いてみようぜ!
うだつの上がらないバイト時代も、なんだかんだ「小売り店での販売経験」として書くことができた。
そういうことを書いていくだけで、「ああ、なんだかんだ俺6年もよくやったじゃん」という気持ちになれている。
正直、俺が転職エージェントに今までの経歴を見てもらって、通用する自信はない。
鼻で笑われて終わったら、改めて死ぬ準備をすることになるかもしれない。
だけど、「なにも成し遂げられずに死ぬ」という絶望ばかりで死ぬことにはならない。
仕事の面で自分がクズで何もできてなくて死にたい、と思った人は、一度でいい。
人生が少し明るくなるかもしれない。