某芸能人の飲酒運転ひき逃げ事件の動画が出回っていて、横断歩道通行中に突っ込んでくる車の映像に衝撃を受けている人が多い。事件の悪質性みたいな観点とは別に、眼の前で車にはねられた人がいるのに、他の通行人が駆け寄りもせず、見知らぬふりをして立ち去る様を避難する声も少なからずあるようだ。
そういうことを身をもって体験した昔の出来事を思い出したので、書き残しておく。
通学のため、朝、バス停でバスを待っていたら、目の前を自転車に乗った(おそらく)女子高生が通り過ぎていった。自分はそのとき、文庫本か参考書のようなものを読んでいたのだと思う。自転車が通り過ぎた後、耳に「ガシャン」という倒れる音が飛び込んできた。
見ると、自転車が倒れて、女子高生も倒れている。そのときバス停には自分と後輩のふたり(両方とも男)しかいない。後輩と顔を見合わせた後、あわてて駆け寄ると、血は出ていないが、呼びかけても返事がない。
バス停には自分しかおらず、その道は人通りもないので、誰か他の人が来ることもない。
道路を渡った反対側にガソリンスタンドがあったので、後輩にそこに行って公衆電話を借りて救急車を呼ぶように伝えた。
慌てて道路を渡る後輩。
と、ここで困ったことに気がついた。
彼女のスカートが思いっきりめくれているのである。まじまじと見たわけではないので詳細は覚えていないが、白い下着が目に入った。
人通りがない、とはいえ、眼の前の通りは、車通りがそこそこある。なにより、もうすぐ乗る予定のバスがやってくるわけで、それには自分の高校の生徒がたくさん乗っているはずである。
このままだと、彼女が多くの学生に下着を晒されてしまうわけで。
おとなになった今なら、さっとスカートを戻すなり、もっているハンカチで隠すなりができるのだろうけど、そのときは半分パニックになっていて、スカートを戻しているときに彼女が目を覚まして、めくっていると思われたらどうしようとか、そういうしょーもないことが頭を巡ってたりした。
結局、後輩がガソリンスタンドでお店の人に事情を説明しているうちに、彼女が目を覚まして、再び自転車に乗って行ってしまった。
で?
https://anond.hatelabo.jp/20180918162425 昔、駒込のエスカレーターを登っていたら、後ろで大きな音がしたので、振り返るとザ・おじさんという感じのおじさんが、ゴロゴロ転がっていた。 おそ...