Q.まだあの女が好きなのか
yes.
彼女は僕の元からさったけど、それでも時折詩のような存在になって僕の近くに現れる。
Q.次の女はどうだった?
セックスしている時にああ、この女は今僕のことでなくペニスのことをかんがえているのだなと思った瞬間にその女がただの肉の壁に思えた。
マスターべーションをしている気分になって悲しくなって、それからその女に触れることはできなくなった。
一度だけ、コンドームをつけずに女の体内に挿入をしたことを覚えているけど、その瞬間に女がそれまでの喘ぎ声を止めて冷静になったことは忘れない。
とにかく、結局セックスに始まりセックスに終わった関係だった。
多分、そこに詩がなかったことがよくなかったのだと思う。
Q.子供みたいな女のことは?
いい子だとは思ってた。
でもなぜか僕をゴミ箱のように扱って自分の感情を投げつけてくるようになって耐えれなくなった。
ああ、この女は僕だから良いのではなく、自分の捨て所のない感情を投げ捨てる空缶だから良いと思っているのだと感じた。
この頃特に僕はそのように扱われる傾向が強く、他の人からも君ならいいと思ってと色々な感情を投げつけられていた。
Q.孤独はどう?
なんせそれまでの10年くらいは毎日人に囲まれて、誰かに求められてたから。
或る日突然、誰もいないところに行って1週間声も出さないような生活になったのだからそれは驚いた。
でも、時間が経って大分慣れたし、よく考えるとそもそも僕はこういう生活をしていたのだということを思い出した。
今は月に一人二人僕が誰かを知っている人間と会うくらい。
毎回何をしているのかを聞かれるのがちょっと怠いけど、そういう刺激も少しはあってもいいと思ってる。
とりあえず今は前みたいに毎日が刺激的である必要はないと思っている。
いずれ大きくどちらかに振り切れる必要があることもわかっているけど、そのためには準備期間が必要だから。
僕はそれまでに少しばかりの準備資金と、振り切る為の体力をつけておくつもり。
Q.色は見えるようになった?
僕が世界の色をいつ失ってしまったのか今となってはよく覚えていないけれど、前よりは少しだけ見えるようになってきたように思う。
うんち
食事 睡眠 快便これが大事ですよ